出版社内容情報
虚空に詩を捧げる/形ないものにひそむ/原初よりの力を信じて(「詩の捧げ物」)。弱冠18歳でのデビューから70余年。谷川俊太郎の詩は、私たちの傍らで歌い、囁き、描き、そしてただ在り続けた。第一詩集『二十億光年の孤独』以来、第一線で活躍する谷川がくりかえし言葉にしてきた、誕生と死。若さと老い。忘却の快感。そして、この世界の手触り。長い道のりを経て結実した、珠玉の31篇を収録。
内容説明
虚空に詩を捧げる/形ないものにひそむ/原初よりの力を信じて(「詩の捧げ物」)。弱冠18歳でのデビューから70余年。谷川俊太郎の詩は、私たちの傍らで歌い、囁き、描き、そしてただ在り続けた。第一詩集『二十億光年の孤独』以来、第一線で活躍する詩人がくりかえし言葉にしてきた、誕生と死。若さと老い。忘却の快感。そして、この世界の手触り。長い道のりを経て結実した、珠玉の31篇を収録。
目次
あさ
香しい午前
退屈な午前
イル
この午後
その午後
にわに木が
階段未生
この階段
路地
十四行誌二〇一六(日々のノイズ;詩人の死;明日が;新聞休刊日;川の音楽;人々;夜のバッハ;六月の夜;泣きたいと思っている;蛇口 ほか)
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931(昭和6)年、東京生れ。’50年「文學界」に「ネロ他五篇」を発表して注目を集め、’52年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以降、数千の詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書があり、脚本、作詞、写真集、ビデオなども手がける。’83年『日々の地図』で読売文学賞、’93(平成5)年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、’16年『詩に就いて』で三好達治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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