出版社内容情報
人類の起源とは何か、家族とは何か――コンゴの森で野生のゴリラと暮らし、その生態を追う霊長類学者による発見に満ちた文明論!
人類の歩みは「父」の創造から始まった――ゴリラ研究の第一人者が、丹念なフィールドワークと深い洞察に基づいて、人類に備わる特性のルーツに迫る。なぜヒトは家族で暮らすのか、父親の存在とは何か。恋愛、同性愛、遊び、食事……。コンゴの森に分け入り、野生のゴリラと触れ合って研究を続ける霊長類学者が、「父性」を手がかりにヒトの社会を考察する。発見に満ちた文明論!
内容説明
人類の歩みは「父」の創造から始まった―ゴリラ研究の第一人者が、丹念なフィールドワークと深い洞察に基づいて、人類に備わる特性のルーツに迫る。なぜヒトは家族で暮らすのか、父親の存在とは何か。恋愛、同性愛、遊び、食事…。コンゴの森に分け入り、野生のゴリラと触れ合って研究を続ける霊長類学者が、「父性」を手がかりにヒトの社会を考察する。発見に満ちた文明論!
目次
プロローグ 父という余分なもの
1(直立歩行は舌から始まった;異国の女性が美人に見えるわけ;同性愛はなぜあるか)
2(家族という複雑系;父系の二つの源流)
3(ゴリラと暮らす)
4(サルに探る文明の起源(対話=三浦雅士))
エピローグ ゴリラがヒトを救うとき
著者等紹介
山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952(昭和27)年東京生れ。霊長類学者・人類学者。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了。コンゴ・カリソケ研究センター研究員、日本モンキーセンター、京都大学霊長類研究所、同大学院理学研究科助教授を経て同研究科教授。2014(平成26)年10月から京都大学総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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