新潮文庫<br> ナチュラリスト―生命を愛(め)でる人

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新潮文庫
ナチュラリスト―生命を愛(め)でる人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101262321
  • NDC分類 402.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生命の本質を見つめ、美しさと精妙さに溢れるこの世界をまるごと愛したい……。大富豪ウォルター・ロスチャイルドにドリトル先生、生涯をかけて恐竜や昆虫を追う科学者たち。先人たちに導かれるように、昆虫少年だった福岡ハカセは生物学者を経て「ナチュラリスト」へと回帰する。その転換点に何があったのか? 持続可能な社会のため、私たちにできることをやさしく問いかける生物学講義。

内容説明

生命の本質を見つめ、美しさと精妙さに溢れるこの世界をまるごと愛したい…。大富豪ウォルター・ロスチャイルドにドリトル先生、生涯をかけて恐竜や昆虫を追う科学者たち。先人たちに導かれるように、昆虫少年だった福岡ハカセは生物学者を経て「ナチュラリスト」へと回帰する。その転換点に何があったのか?持続可能な社会のため、私たちにできることをやさしく問いかける生物学講義。

目次

第1講 「系統発生」の時間軸
第2講 「個体発生」を追って
第3講 なぜ生命史を私たちは必要とするのか
第4講 ナチュラリストに会いに行く
第5講 メンターを探す
第6講 博物学の本場、イギリスへ
第7講 翻訳するという試み
第8講 「始まりと終わり」を知る
ナチュラリスト宣言

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959(昭和34)年、東京生れ。米ハーバード大学医学部フェロー、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授。生物学者。サントリー学芸賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』ほか、「生命とは何か」をわかりやすく解説した著作多数。2015年より「知恵の学校」を設立、校長をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

25
【ナチュラリストであることは喜びです。世界の美しさと精妙さに気づくことは、心を豊かにしてくれます。そして何かを学ぶことは自分を自由にしてくれます】『生物と無生物のあいだ』以来、ひたむきに「生命とは何か」を問い続け語り続けてきた福岡ハカセのしなやかで瑞々しい知性と意欲、すなわちセンス・オブ・ワンダーに惚れっぱなし。昆虫少年であった少年期の回想を通して、生涯の愛書やメンターたちとの出会い、生物学者としての研究活動を経て、改めてナチュラリストであることを希求する。永遠の憧れDr.Dolittleのように。2021/11/01

tetsu

23
★4 朝日新聞連載中の「ドリトル先生物語」の翻訳を手掛ける生物学者の福岡伸一の本質が詰まった本です。分子生物学の発展で様々なことがわかってきたけれど、いまだに生命体を作ることはできない。 自らが『世界は分けてもわからない』というようにナチュラリストの視点で統合的な見方をしないと生命の本質はつかめないのかもしれない。今西錦司の進化論はとても好きなので福岡先生にぜひ跡を継いでもらい新しい進化論を発表してもらいたい。いつまでもセンスオブワンダーの心を持っていたいものです。2021/12/03

はるき

16
 物事を考えれば考える程、知れば知るほど繋がりが見えていくのかも。難しいことを分かりやすく親しみやすく語る文体なので、余計にスッと心に入っていきました。センスオブワンダーって素敵な言葉です。2022/01/12

流石全次郎

15
「生物と無生物のあいだ」という本で生物学者の福岡先生を知りました。この「ナチュラリスト」。福岡先生の少年時代、ドリトル先生に出会って、図書館で図鑑と出会って、身近な昆虫を自分で見つけて、自分で調べて、図鑑で憧れた模式標本を大英博物館で実際に見たり。ドリトル先生の話ばかりなのかと思っていたところ、終盤のエントロピーの増大に関する説明、序盤と終盤に描かれた「センス・オブ・ワンダー」。生物学を基盤に、違う道を歩き始めた本人の決心がしたためられていました。語りかける様な文章に魅せられるんですよ。2023/05/23

kuchen

11
「ドリトル先生」に始まり、「ドリトル先生」で終わる。「ドリトル先生」はナチュラリストの象徴なのだ。「ドリトル先生」を筆頭に、著者を夢中にさせ、導いたもののことが、詰まっている。語り口は冷静でありつつ、愛情たっぷり。自然への驚きや謙虚さを出発点に、生物学を探究し、原点へ回帰していく。純粋で誠実なナチュラリストに魅了された。2022/04/28

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