新潮文庫<br> 若き日本の肖像―一九〇〇年、欧州への旅

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新潮文庫
若き日本の肖像―一九〇〇年、欧州への旅

  • 寺島 実郎【著】
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  • 新潮社(2014/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101261416
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

一九〇〇年の欧州へ――二十世紀の新しい息吹の中で格闘した若き日本人たちの精神と足跡を辿り、近代日本の源流を鋭く見つめた好著。

西暦1900年――。『坂の上の雲』の主人公・秋山真之や英留学に向かう途上の漱石はパリ万博を訪れていた。そしてロンドンには南方熊楠、ウィーンには青山光子。二十世紀を迎える欧州で、新しい世紀の熱い息吹に触れた若き日本人たちの精神と足跡をたどり、近代日本の源流と歴史の深層を見つめ直す。新潮選書『二十世紀から何を学ぶか〈上〉一九〇〇年への旅 欧州と出会った若き日本』改題。

内容説明

20世紀を解読する「知の遠近法」。夏目漱石、秋山真之、南方熊楠…新世紀の熱い息吹に触れた若き日本人の精神と足跡。1900年の欧州で、彼らは何を見たか―。

目次

第1章 一九〇〇年パリ
第2章 一九〇〇年ロンドン
第3章 一九〇〇年ウィーン
第4章 一九〇〇年ローマ
第5章 一九〇〇年マドリッド
第6章 一九〇〇年ハーグ
第7章 一九〇〇年サンクト・ペテルブルク
第8章 一九〇〇年ベルリン
終章 一九九九年世紀末に向う欧州

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947(昭和22)年、北海道生れ。’73年、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。同年三井物産入社。ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行役員を務めた。現在、(財)日本総合研究所理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。『新経済主義宣言』(石橋湛山賞受賞)など著書、共著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

89
寺島さんの著作は以前かなり読んでいたのですが、最近はあまり読んでいませんでした。この文庫の感想を読んで手に取りました。1900年当時のヨーロッパでの出来事とそれにかかわった人物紹介(日本人も入っています)とその実績などを簡潔にまとめて示してくれます。参考文献もかなりなものです。このような書き方は山内昌之先生を思い起こしました。いい本だと思います。2024/01/10

fseigojp

19
二十世紀前半は圧倒的に欧州から学んだことがよくわかった2016/11/11

壱萬参仟縁

16
2004年初出、00年代のものに加筆、文庫版に。20Cとは何だったのか(13頁)。この答を考える際に不可欠の1冊。日本が欧州にどう影響されたか。百年前の日本人がいかに偉大だったか。そして、歴史には前世紀末に次世紀を決める萌芽がある(はじめに)。エッフェル塔は20Cという鉄と電気の時代の象徴としてパリに聳え立った(20頁)。20C末、日本人に欠けているのは考える姿勢(33頁)。思考停止からの脱却を。日本人はパリを訪れたものの、19Cのテーマであったデモクラシーを真剣に学ばなかった(54頁~)。 2014/10/25

しんこい

8
歴史を学ぶことや視点を変えることを作者は、知的三角測量と表現。パリ、ロンドン、ウィーンと場所を変えてそこには日本の歴史上の人物もいれば、世界史上の人物もいて、交錯しなくてもその足跡は興味深いのですが、なぜか、その先の感興につながらず。2015/07/22

Yoshihiro Yamamoto

7
A- 多摩大学の学長でもある著者が監修するリレー講座「現代世界解析講座」を受講しているが、そこでのサブテキストと言われているのがこの本。1900年の欧州に視座を置きそこから日本を考える良きテキストだ。あるいは、そこまで遡らなければ現代世界は解析できないとも言えよう。この本を読むまで知らなかったが、1900年のパリでは万国博覧会が開かれており、そこには、漱石、鴎外を始め、秋山真之、南方熊楠、小村寿太郎などが行き交っていた。そして、パブロ・ピカソも。今では想像もつかぬほど、当時は欧州に影響を受けていたのだ。2015/10/25

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