出版社内容情報
世界の紛争地から現地レポートを届け、シリアで凶弾に倒れた国際ジャーナリスト・山本美香。愛と行動力で駆けたその仕事に迫る。
大学卒業後、主婦になるが、ジャーナリスト志望の夢を断ちがたく離婚。その後、世界中の紛争地から現地リポートを送り続け、45歳という若さで凶弾に倒れた山本美香。イラク戦時下のバグダッド潜入レポートと、公私にわたるパートナーであったジャパンプレス代表・佐藤和孝氏への取材を通し、国際ジャーナリストとして、そしてひとりの女性として鮮烈に生きた彼女の素顔に迫る。
内容説明
大学卒業後、主婦になるが、ジャーナリスト志望の夢を断ちがたく離婚。その後、世界中の紛争地から現地リポートを送り続け、45歳という若さで凶弾に倒れた山本美香―。イラク戦時下のバグダッド潜入レポートと、公私にわたるパートナーであったジャパンプレス代表・佐藤和孝氏への取材を通し、国際ジャーナリストとして、そしてひとりの女性として鮮烈に生きた彼女の素顔に迫る。
目次
第1章 ジャーナリスト山本美香の誕生―運命の出会いから世界の紛争地へ 1996年アフガニスタン~2003年バグダッドまで(運命の出会い;新卒で入社した会社を退職 ほか)
第2章 中継されなかったバグダッド―唯一の日本人女性記者現地ルポ‐イラク戦争の真実 2003年バグダッド(嵐が来る前に―カウントダウン48時間;爆弾が降ってきた―戦時下のバグダッド・ライフ ほか)
第3章 バトンを受け継ぐものたちへ―若い世代へ、ジャーナリストの仲間たちへ、そして佐藤和孝さんへ 2003年バグダッド以降(若い世代に自分の経験を語り、伝えていく喜び;美香さんは佐藤さんの生徒 ほか)
第4章 あの日のこと―山本美香が遺したもの 2012年シリアにて(守ってあげたかった、代わってあげたかった―あの日、アレッポにて;取材に基本的にはミスはなかった ほか)
著者等紹介
山本美香[ヤマモトミカ]
1967(昭和42)年北海道生まれ、山梨県育ち。都留文科大学卒。朝日ニュースターの報道記者、ディレクターを経て’96(平成8)年より独立系通信社ジャパンプレスに所属。アフガニスタン、イラクなど世界の紛争地を取材、レポートし続けた。2003年ボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞。’12年8月20日シリア内戦の取材中、アレッポにて銃撃を受け殉職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きむこ
スー
ネコタ
milk tea
mikage