内容説明
痛恨のインド眼鏡~謎の宮沢りえ思春膏~闇鍋ならぬ闇天丼~ディズニーグッズに「可愛いーッ」連発の女の子にへそを曲げ~台北ではおばさんパワーに圧倒されて一万円の漢方薬を買わされた。気まぐれで購入したTVゲームソフトにハマり自己嫌悪に陥ったかと思えば、アチチ~、オイル・ライターで指先を燃やすアクシデントに見舞われる…。爆笑秘話満載の買い物エッセイ大売出し。
目次
買った編(初めて買う個人全集;深夜のエビグラタン;イイ大人とディズニー;衝動の電子素帳 ほか)
買った買った編(世にも奇妙な万華鏡;何も変わらん腕時計の電池;電球の物思い;腋の下に効く「燃えよドラゴン」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
10
良く判らんが、執筆当時の頃の街の賑わいが伺える本。そうなのねと思ってしまうあたりが面白い。2019/06/26
Uc0
4
今回も原田節炸裂。平成初期の雰囲気がバシバシ。電車の中で読んでいて何度吹き出しそうになったことか。毎度、さぁ笑ってくれ!というように購買活動を晒してくれる原田さん、サービス精神旺盛。たとえ脇の下の傷が痛かろうと、トゲが抜けなかろうと、それもネタにする。作家さんは大変だ。 とはいえ、主に八ヶ岳の別荘での缶詰生活と家族サービスの日々が描かれているので、全体的にほっこりした気持ちになった。妹のマハさんが登場するたびに、本当にこの2人が同じ家で育ったのか…と不思議な気持ちになる。2024/09/29
あつ子🐈⬛
4
つい最近、妹御の本を読んだと思ったらこれである。GWに帰省した際、実家の本棚からつと目に留まり再読した次第。懐かしいなあ。好きだったなあ、原田本。2018/05/05
紫陽花
3
ご機嫌作家が不機嫌作家になる、など面白い表現がたくさんあって読んでいて楽しかった。2025/03/08
真香@ゆるゆるペース
1
こんな帯だったんだ?昔自分がいくらで買ったのかなんてすっかり忘れていたけど、400円って安いよね。原田さんの軽快なエッセイはやはり鉄板。時代を感じる品々が出てきて、ギリ分かる世代なので「懐かしー」って笑いながら読めた。