内容説明
流れていく毎日のなか、ふと不安を感じてしまうことはありませんか?みんなと同じ速さで走らなきゃ、と気持ちばかりが焦り、でも、自分の目的地はどこにあるのかわからない。そんなときは、この「森」でプチ休憩してみるのもいいかもしれません。木洩れ日に目を細め、木々の香りを吸い込むように、心をかたむけてみて下さい。今日ではなく、もうすこし先のあなたにきっと効くメッセージ。
目次
1 疲れをほぐしたいとき―「こころの森」を歩いてごらん
2 ひとりになりたいとき―「これからのわたし」と話す時間
3 フレッシュな感覚を取り戻したいとき―「触れて」みる、「感じて」みる
4 もっと自信を持ちたいとき―「守られている自分」を信じて
5 自分を好きになりたいとき―「夢の種」をたのしく育てよう
著者等紹介
中山庸子[ナカヤマヨウコ]
1953(昭和28)年、群馬県生れ。女子美術大学、セツ・モードセミナー卒。群馬県の女子高で美術教師を15年間務めた後、長年の夢だったイラストレーターの仕事を始める。自分を励ましながら、ひとつずつ夢をかなえてきた経験をもとに書かれたエッセイ「夢ノート」シリーズで、読者の圧倒的な支持を集め、現在、エッセイスト、イラストレーターとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
41
いい本でした。やさしい語り口で読みながらホッとしました。中山さんの本、最近ハマってます。2018/04/23
ペルー
30
大好きな中山庸子さんであるが、この本は未読でした。読友さんの感想を見て知りました。いつもながら読みやすい❗元気が出る内容です。そうそう、彼女は元教師だったっけ、とか懐かしい感じで読みました。2018/06/03
青蓮
12
最近ちょっと疲れてるのか、何か心が元気になる本が読みたいなぁと思って手に取りました。読んでいて幼かった頃の自分を思い出しました。大人になって、子どもだった頃に抱いていたイメージや夢とは随分かけ離れてしまったなぁとしみじみ。子ども頃に感じていたワクワク、ドキドキするトキメキを取り戻したいな、と思いました。本書は言葉で作られた小さな森。手元に置いて、また元気が無くなった時に読み返したいです。2013/08/22
カヨ
6
ふとタイトルに惹かれて手に取り、前置きが当てはまって、自分も気づけば疲れていたのかなとすんなり読めました。静かに染み入るようにタイトルが流れてくるので読み終えた時少し心の疲れが取れていました。中でも32,34辺りが好みです。2014/01/19
ニッポニア
3
深い意味などいらない。すっと心にとけ込んでくる言葉であればそれで。2012/10/24