内容説明
地球はまだまだ捨てたもんじゃない。ノアの箱舟はまだ十分に生きとし生ける積荷を乗せている。月下のロバ、世界最貧の犬、救命魚、幸福のイルカ、ミッドナイト・ピーコック、そして森の聖者と銀色の猿ハヌマーン…。インド亜大陸を放浪中に出会った気高く神々しい動物たちとの魂の交流を、永遠の旅人・藤原新也が絵と文で綴るユニークな動物絵本。
目次
月下の驢馬
世界最貧の犬
救命魚
毒蛇の伴侶
幸福の海豚
牛歩来
ミッドナイト・ピーコック
ノア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
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☆★☆藤原美学が存分に発揮された動物にまつわる回想記。どの作品も独自の視点で非常に引き込まれました。傑作です・・・。2012/11/17
cuny
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ノア以外はとても面白かったな。孔雀が飛んでるのは動画で見られたし。絵はとても個性的ですし。犬とのやり取りは感動的でした。2022/09/28
アカショウビン
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飛行機で恋人から離れ、仕事に戻る寂しさを紛らわせるために読み、多分その後友人に貸して、それきりになったか、本棚にない。いい本だ、との記憶はあるが、さてどんな動物がいたのか? 揚子江にいるイルカの話!2021/01/11