出版社内容情報
ある日は南の島で情熱的に調査を行い、ある日は鳥が地球を支配できるかについて机上で深く考察。大量のハエと格闘し、ミズナギドリの和名に苦悩。命がけの冒険は辞さないが時に東京で迷子になったりもする。「どうして鳥の研究をするのですか?」「楽しいから。他に理由が必要かい?」ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』堂々の姉妹編。「鳥類学者の散歩道」を特別収録。
【目次】
内容説明
ある日は南の島で情熱的に調査を行い、ある日は鳥が地球を支配できるかについて机上で深く考察。大量のハエと格闘し、ミズナギドリの和名に苦悩。命がけの冒険は辞さないが時に東京で迷子になったりもする。「どうして鳥の研究をするのですか?」「楽しいから。他に理由が必要かい?」ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』堂々の姉妹編。「鳥類学者の散歩道」を特別収録。
目次
第一章 鳥類学者、絶海の孤島リターンズ
第二章 鳥類学者には、秘密がある
第三章 鳥類学者は、妄想する
第四章 火山島の、鳥類学者
第五章 鳥類学者は、名探偵
第六章 鳥類学者は、振り向かない
特別収録 鳥類学者の散歩道
著者等紹介
川上和人[カワカミカズト]
1973(昭和48)年生れ。農学博士。森林総合研究所北海道支所地域研究監。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命研究科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しばのすけ
1
相変わらずの川上節。面白く例え話を入れつつタメになる話でもありました。2025/07/26
takucyan1103
0
【IG図書館 ★★★★】▽ カチ、コチ、カチ、コチ、カチ、コチ会議室の時計がいつもより響く。イライラの証拠だ。2025/07/26
mayumi
0
(20250725)
con
0
鳥類研究者によるエッセイ。本人や他の研究者の研究成果の紹介もあるが、それがメインではなく、研究者としての日頃の活動内容や、日頃から考えていることがメインの内容。研究者の等身大の実像がよく分かる。研究対象は主に小笠原諸島の鳥類であり、小笠原の自然環境の現状もよく分かる。なお、著者のレトリックをすべて理解するには多方面の知識を要するが、わからなくても特に支障はない(わかれば楽しいが)2025/07/11