内容説明
この本は“映画の見方”を変えた!『ブレードランナー』や『未来世紀ブラジル』、『ロボコップ』に『ターミネーター』…今や第一線で活躍する有名監督による80年代の傑作が、保守的で能天気なアメリカに背を向けて描いたものとは、一体何だったのか―。膨大な資料や監督自身の言葉を手がかりに、作品の真の意味を鮮やかに読み解き、時代背景や人々の思考まで浮き彫りにする、映画評論の金字塔。
目次
第1章 デヴィッド・クローネンバーグ『ビデオドローム』メディア・セックス革命
第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』テレビの国から来たアナーキスト
第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』猛き聖母に捧ぐ
第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』1984年のドン・キホーテ
第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』Lovely Fuckin’ War!
第6章 デヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』スモール・タウンの乱歩
第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』パッション・オブ・アンチ・クライスト
第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』ポストモダンの荒野の決闘者
著者等紹介
町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962(昭和37)年、東京生れ。早稲田大学法学部卒。宝島社にて『おたくの本』『裸の自衛隊』『いまどきの神サマ』『映画宝島』などを企画編集。洋泉社にて「映画秘宝」を創刊。’97年にアメリカへ移住、現在オークランド在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
海猫
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ムッネニーク
Vakira