内容説明
「がんがらじめ」「リンプインシャンスー」「ヤカンにお湯かけといて」―細かいことは気にしない。「まつがい」だからこそバシッと伝わる、焦りや緊張や思惑や本音がある。正しい日本語を超えた楽しい日本語。
目次
どっちやねん
似て非なる言葉
レジスター前の攻防
ハンバーガー
マイクに向かってこんにちは
「げ」
どつぼ
リンスインシャンプー
父
母〔ほか〕
著者等紹介
糸井重里[イトイシゲサト]
1948(昭和23)年、群馬県生れ。’75年TCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。’80年代に「不思議、大好き」「おいしい生活」などの名コピーで一世を風靡。コピー制作、作詞、ゲーム制作、文筆など幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
85
再び大爆笑。最初はくすくすで済んだのに、半分を過ぎると、もう止められない。電車の中、バスの中で腹筋を鍛えてしまった! 「金」よりもさらにグレードの高い言いまつがいが満載。「金」のような一字の取り違えではなく、全然別の似ている言葉と間違えてしまっているところが、最高の笑いを生み出している。特に電話の応対での失敗は、言ってしまったあとで、超赤面だろうなあ。しかし会社にひとりぐらい、そんな人がいてもいいんじゃないの?2014/09/30
takaC
83
約3年ぶりに読んだ。泣けた。(笑)2014/07/08
パフちゃん@かのん変更
71
先に金を読んでいたので免疫が出来ていますが、名前ネタ、電話ネタ、仕事ネタ・・・いろいろ面白かったです。泣きながら笑ってました。2015/10/05
たいぱぱ
70
あ~面白かった~!言い間違いを集めただけの本だけど、リフレッシュにぴったり。ツボに入って笑い転げて、逆に疲れる場合もあり。これからは家族や会社の同僚の言い間違いも、面白いからメモして残しておこう。自分の場合は言い間違い以前の問題で、固有名詞が出てこない。あ~あれが・・・。あれやんか・・・。・・・察しろや!(逆ギレ)ってな具合です。2019/05/26
眠たい治療家
61
言いまつがいシリーズ2冊目。言いまつがいがいろいろな状況とパターン、ジャンルに分けられている。『R指定』の下ネタ系の言いまつがいもあり、本作はジャンル分けが細かい。私的には『レジスター前の攻防』『猫化現象』『時代劇でござる』が好みだった。下ネタ系の言いまつがいは読んでいても恥ずかしい。大爆笑はなかったけど、ニヤニヤ笑いがあった感じか。一冊目もそうだったけど、このシリーズはあまり相性が良くないみたい。つまらない訳ではないけど、読んでいても「それ、ネタやろ」と勘繰って笑えない私が素直でないのだろうな。2011/06/21