新潮文庫<br> ローマ亡き後の地中海世界〈3〉海賊、そして海軍

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新潮文庫
ローマ亡き後の地中海世界〈3〉海賊、そして海軍

  • 塩野 七生【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2014/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181967
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0122

出版社内容情報

海賊を海軍として吸収し、西欧への攻勢を強めるトルコ。キリスト教連合国は如何にして対抗したのか。劇的に描き出される完結編。

北アフリカから到来するイスラムの海賊による侵攻が激しさを増すなか、マホメッド二世率いるトルコ軍の猛攻の前に、ビザンチン帝国の首都コンスタンティノープルが陥落。さらにトルコは海賊を自国の海軍として吸収し、攻勢をますます強める。キリスト教連合国はアンドレア・ドーリアを総司令官に擁立。事態は地中海世界全域を巻き込んだパワーゲームの様相を呈することとなった……。

内容説明

北アフリカから到来するイスラムの海賊による侵攻が激しさを増すなか、マホメッド二世率いるトルコ軍の猛攻の前に、ビザンチン帝国の首都コンスタンティノープルが陥落。さらにトルコは海賊を自国の海軍として吸収し、攻勢をますます強める。キリスト教連合国はアンドレア・ドーリアを総司令官に擁立。事態は地中海世界全域を巻き込んだパワーゲームの様相を呈することとなった…。

目次

第4章 並び立つ大国の時代(コンスタンティノープルの陥落;読者へのお願い;スルタン・マホメッド二世;エーゲ海へ;海賊・新時代 ほか)
第5章 パワーゲームの世紀(若き権力者たち;法王クレメンテ;「ユダヤ人シナム」;海賊「赤ひげ」;アンドレア・ドーリア ほか)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

411
3巻からは一気に16世紀前半の近世に。まさに「都市国家の時代は去り、領土国家の時代になった」のである。もっとも、海洋都市国家ヴェネツィアだけはまだ例外中の例外であったようだが。また、この時代は絶対的な権威と力とを持った人物たちを排出もしたようだ。すなわち、フランスにはフランソワ、スペインとドイツに君臨するのは神聖ローマ帝国皇帝カルロス、そしてトルコにはスレイマンと、何とも豪華な顔ぶれだ。海将たちも負けてはいない。キリスト教連合軍にはアンドレア・ドーリアが、そしてトルコ軍には赤ひげがいた。いよいよ最終巻へ。2018/11/15

KAZOO

98
世界史の教科書を読んでいるよりもやはり塩野さんのこのような本を読んでいたほうが楽しいですね。この巻ではオスマントルコが出てきてそれに対抗できる国が出てきつつある、というところでしょうか。法王庁が海軍を持ってたりしていたのですね。後半のパワーゲームの世紀が面白く私の知らない人物も結構出てきて楽しく読めました。2015/06/09

ケイ

84
15世紀、一時的にモンゴルに押されはするも、オスマントルコのスルタン、マホメッド二世はコンスタンティノープルを陥落させ、帝国を西へと拡大。海賊も再び活発になり、ギリシャや、ユダヤ出身の有名海賊も現れる。イタリアや地中海北岸の街も襲われ、法王は海軍を作るが、フランス王フランソワとスペイン王カルロスとの対立もあり、キリスト世界対イスラムとの構図すらもうまくいかない。法王の親戚のヴェットーリとジェノバのドーリアの活躍が目立つ。クレタからマルタに写った騎士団も活躍。対スペインのため、仏はトルコと手を結ぶまでに。2014/12/27

優希

74
時代は一気に16世紀頃まで進んだようです。マホメッド2世率いるトルコ軍によるコンスタンティノープルの陥落がやはり大きな出来事でしょうね。海軍を自国のものとし、攻勢を強めるトルコ軍に対し、キリスト教連合軍はアンドレア・ドーレスを総司令官に擁立して立ち向かいます。戦は地中海全体に及ぶ大規模なものになっていくのですね。2018/11/23

kawa

49
1453年ビザンチン帝国、オスマントルコによって滅ぼされる。イタリア本土といえばノルマン人その後、スペイン、フランスによって分割統治の憂き目に合い、わずかにジェノヴァやヴェネツイア等の都市国家が気を吐く程度。キリスト教国が協力し、時には反目しながらトルコやトルコが操る海賊に対するが、相変わらず何十万人もの庶民がアフリカの地で奴隷として酷使されている状況は改善されない。あのローマ帝国の栄光、片鱗さえも見えない。2019/06/27

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