新潮文庫<br> 想いの軌跡

個数:
電子版価格
¥781
  • 電子版あり

新潮文庫
想いの軌跡

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月26日 02時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 465p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181431
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

地中海はインターネットでは絶対にわからない。陽光を浴び、風に吹かれ、大気を胸深く吸う必要がある―。単身ヨーロッパに渡り、思わぬきっかけで作家デビューを果たして半世紀。歴史的大ヒット作となった『ローマ人の物語』誕生秘話から、日々の暮らし・ライフスタイル、忘れがたき友人たちへの想い、遙かな地より祖国に宛てた手紙、仕事術まで。折々に綴った珠玉のエッセイ、その集大成。

目次

第1章 地中海に生きる(地中海へようこそ;脚にも表情はある! ほか)
第2章 日本人を外から見ると(日本人・このおかしなおかしな親切;おとなになること ほか)
第3章 ローマ、わが愛(都市物語ローマ;ティベリウス帝の肖像 ほか)
第4章 忘れ得ぬ人びと(拝啓マキアヴェッリ様;高坂正堯は、なぜ衰亡を論じたのか ほか)
第5章 仕事の周辺(偽物づくりの告白;鴎外が書き遺さなかったこと ほか)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。’93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

459
『ローマ人の物語』第1巻を途中リタイアして以来かもしれない。以来、読みこなせなかった作家さんとして敷居高く、読メ上でも『ローマ人』を着々と読んでらっしゃる読み友さんいらっしゃると、それだけで一目置いてしまうほど。今作は編集さんが国会図書館でかき集めて来た(ものすごい労力だと思う)という、本にはならなかったエッセイを纏めたもの。エッセイといっても、交友関係にヴィスコンティやら高坂正堯やらが出てくる時点で、すでに雲上の女性。改めて、ヨーロッパ史(名前で挫折しがち…)を学び直したい、と感じた。2019/10/26

KAZOO

110
これは塩野さんのさまざまなメディアに発表されたものを担当の編集者が見つけてきてお膳立てをしてくれたようで、塩野さんも自分の印税はやすくしてもいいということで400ページを越える本で値段もお得な感じです。1970年代から最近までのさまざまなエッセイなどで、結構サッカーにも興味を持っていらっしゃったり、法王を選ぶコンクラーベについてのものが興味深く読ませてもらいました。普段着の塩野さんを知ることができます。2018/02/15

優希

84
塩野さんの普段着の姿が見えたようでした。単身ヨーロッパに渡り、そこから想う徒然から、塩野作品に引き込まれる理由がわかったような気がします。2018/04/07

nemuro

47
いつだったか、日本の高校生たちに講義している番組を偶然観た(たぶんNHK)。まさに歯に衣を着せぬ物言いが小気味良く、世代間のギャップも感じさせない姿を見てから、俄かに興味が湧いてきた作家である。『ローマ人の物語』をはじめ壮大な作品が多いらしく、まずはエッセイ集からと読んでみた。タイトルにもあるとおり「1975年~2013年」の間、『文藝春秋』などの各誌に掲載されたエッセイ(というのか随想)が5つの章にまとめられていて、なかなかの読み応え。長くイタリアに住んで外から日本を憂うる想いがヒシヒシと伝わってくる。2021/04/01

金吾

35
○歯に衣着せぬエッセイです。範囲が幅広くまた経験や思考を裏付けとした視点は気付かされない部分もあり良かったです。「イタリアの旅、春夏秋冬」「祝辞」「追悼、高坂正堯」「信長の悪魔的な魅力」が特に良かったです。2023/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12624874
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品