新潮文庫<br> 小説イタリア・ルネサンス〈3〉ローマ

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小説イタリア・ルネサンス〈3〉ローマ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

オリンピアの故郷ローマにたどり着いたマルコはシスティーナ礼拝堂の天井画を完成させたミケランジェロの知遇を得たり、古代の遺跡をめぐる日々を楽しむ。オリンピアの悲しい過去を知るが、ついに立場を越えた結婚を決意するものの、ヴェネツィアとトルコの関係が風雲急を告げ、二人の運命はふたたび歴史の波に翻弄されていくのだった。華麗なるルネサンス物語第3巻。

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。’93年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

202
昨年末の第二巻に続いて第三巻、『ローマ』です。本巻は、ルネサンス時代の悲恋物語でした。続いて、最終巻『再び、ヴェネツィア』へ。トータルの感想は、全四巻読了後に。 https://www.shinchosha.co.jp/book/118123/2021/01/17

パトラッシュ

75
本格的にマルコとオリンピアの恋愛物語になると思いきや、当時のローマをマルコの探訪を通して描く紀行文の趣きで進む。現地で見たヴェネツィア宮殿、パラツッオ・ファルネーゼ、マルクス・アウレリウス帝の騎馬像など彼の歩いた場所を想像しながら読んだ。古代帝国期の遺跡発掘話が大きく取り上げられているのは、反宗教改革からルネサンスの終わりが始まるのを示唆するのか。二人の恋も政治に巻き込まれ、何とか抜け出そうとするも突然の悲劇的結末を迎える。国家が宗教に絡め取られていた時代の不条理を経験し、マルコは祖国でどう活躍するのか。2020/12/25

優希

68
紀行文のような雰囲気を感じました。古代遺跡めぐりを楽しむマルコ。オリンピアの悲しい過去を知ることになりますが、結婚の決意を決めたのは男らしいと思います。ただ、再び2人の運命は、歴史に巻き込まれていくことになるので、中々難しいようです。歴史物語でありながら、恋愛ドラマも見ている感覚でした。2020/12/26

読特

39
悲劇が起きて余韻を残す。終わり方は1、2巻同様。しかし、そこに至る趣はかなり違う。退屈なまでの落ち着き。事件は起きない。主人公はマルコ自身。研究に没頭する道の選択。愛人との結婚も果たして。一回休みを強いられている間に見出した深淵。戻れる場所に戻るための努力を止め、脇道の探求に勤しむ人生。魅かれる生き方。現代人にも思うところがあるだろう。だが、それはたいてい許されない。「お前の生きる道はそれではない」どこかから聞こえる声。いつの間にか元の道に戻る。一夜明けて覚める夢。動きだす日常との間に惑う。2021/02/02

detu

24
フィレンツェからローマへと舞台は変わる。16世紀中頃のローマの情勢、法王庁、トルコ、スペインの力関係をよく説明してくれるのだがなかなか入り込めず。最愛の人オリンピアの過去が明らかに。壮絶な結末。2022/07/20

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