新潮文庫<br> くたばれPTA (改版)

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
くたばれPTA (改版)

  • 筒井 康隆【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(1986/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101171197
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

マスコミ、主婦連から俗悪の烙印を押されたSFマンガ家の怒りが爆発する「くたばれPTA」。高度成長時代の会社員のモーレツぶりを描いた「猛烈社員無頼控」。処女が夜ごと10億の男たちと交わる「20000トンの精液」。一卵性双生児の弟が、自分の恋人を奪った兄に奇想天外な方法で復讐する「かゆみの限界」…風刺SFからホラーまで、黒い笑いが全開のショート・ショート24編。

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌“NULL”を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が“宝石”に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、’92年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。’96年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。’97年、パゾリーニ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっさん

178
★★ ショートショート集。星新一はたくさん読んできたが、筒井康隆のSSは初。当然だが作風が違いすぎる。辛辣すぎる。過激すぎる。ウィットに富みすぎている。過ぎたるは及ばざるが如し。ちょっと肌に合わない。2018/03/22

徒花

154
まあまあ。数ページで終わるショートショートが収められた超短編集。「完全にこれ、思いつきだけで書き始めたでしょ」と思われるような見切り発車っぽい作品もちょいちょいあるけど、まあそれも全部ひっくるめて筒井康隆らしいといえばらしい。ただ作品のおもしろさとしてはビミョー。表題作にしても、タイトルの割には毒や刺激も中途半端な感じだったのが残念。2020/02/17

hit4papa

92
著者の作品の中では実験的なものが少なく、比較的読みやすい作品集です(他の短編集からの再録でありオリジナル短編集ではありません)。SF、奇妙な味とバリエーションは豊か。「2001年公害の旅」は現在のコロナ疎開まんまですし、「20000トンの精液」はVRの先を暗示した作品です。猛烈の塊と化した男を描く「猛烈社員無頼控」は笑えます。植民星の紛争に翻弄される男を描いた「モケケ=パラリパラ戦記」は、アルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』を彷彿させる叙情的な傑作です。2020/04/04

優希

88
粒ぞろいのショートショートでした。当たり外れはあるけれど、全体としては面白かったです。エグさは少なめですが、毒のある危険な作風はやはり癖になります。2015/11/16

GAKU

69
最近フェミニズムに関する本を読んでいて、そこでここに収録されている『女権国家の繁栄と崩壊』が出てきた。内容覚えていなかったので再読。昭和45年の作品だがフェミニズム、当時はウーマンリブ?でしょうか、痛烈に批判。他にも表題作の『くたばれPTA』も教育ママを批判。批判に対する良し悪しは別として、やはり筒井康隆さんは面白い。大好きな作家さんです。2017/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/575394
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。