内容説明
世界人口の約半数を占め、増殖を続けるアジア。混迷の時代、33億の隣人たちはどこへ進もうとしているのか。地図を通して見えてくる、読み難いエリアの現状と行く末―。激動の状況下、各地の最新情報をレポート。鎬を削る「IT戦争」、「ハブ空港」を巡る軋轢、そして地勢的要衝「アフガニスタン」など、32の鋭利な視角で世界情勢を抉り取る、必携の解説書。
目次
序 激動のアジア、その行方
第1部 行動様式を歴史に探る
第2部 安全保障の矛と盾
第3部 陽はまた昇るかアジア経済
第4部 政治力と外交センス
第5部 多様な文化、多様な社会
著者等紹介
浅井信雄[アサイノブオ]
1935(昭和10)年、新潟県長岡市生れ。東京外語大卒業後、読売新聞社のジャカルタ、ニューデリー、カイロ駐在特派員、ワシントン支局長を歴任。退社後、ジョージタウン大客員研究員、東大、東京外語大講師、中東調査会理事を経て、’98(平成10)年3月まで神戸市外語大国際関係学科教授
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