新潮文庫<br> 司馬遼太郎が考えたこと〈5〉エッセイ1970.2~1972.4

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新潮文庫
司馬遼太郎が考えたこと〈5〉エッセイ1970.2~1972.4

  • 司馬 遼太郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 492p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101152479
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

1970(昭和45)年、大阪万国博覧会が開催され、日本は平和と繁栄を謳歌する時代に入った。いっぽうこの頃、よど号乗っ取り事件や浅間山荘事件など世の中に衝撃を与える事件が相次ぐ。司馬遼太郎は『世に棲む日日』『城塞』『覇王の家』などを執筆、さらにライフワーク『街道をゆく』の連載も開始した。第5巻は三島由紀夫の割腹自殺について論じた「異常な三島事件に接して」など65篇を収録。

目次

平知盛
日本人の名前
日本人の顔
わるい時期(第62回直木三十五賞選評)
あとがき(『坂の上の雲 三』)
浪人の旅
ふと幕間に
ぜにと米と
異風の服飾
戦国大名のふるさと〔ほか〕

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72
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感想・レビュー

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カピバラKS

61
●昭和45年〜昭和47年(46歳〜49歳)のエッセイ。司馬は戦国四部作を全て書き上げ、日本は第二次ベビーブームが到来した時期である。●司馬は「関ヶ原私観」で、関ヶ原の戦いや清教徒革命の主戦場が草原であったこと等に基づき「当時の戦争というのは洋の東西を問わず、人民のあまり迷惑にならないところでやる」と指摘している。●しかし、それから数百年を経てはるかに文明が進んだはずの現代の実情は惨酷である。ウクライナ諸都市やガサといった人民に多大な惨禍を及ぼすところで、激しい戦闘が発生し被害は甚大だ。何ともやるせない。2023/10/22

優希

50
大阪万博が開催され、平和と繁栄の時期になりました。反して世の中に衝撃を与える出来事もあったのですね。ライフワークになる『街道をゆく』の連載を始めたのもこの頃。三島の自死もこの時期なのかとしみじみ。2023/03/20

Tomoichi

20
1970年から72年にかけてのエッセイ。博学な司馬遼太郎のエッセイ達、最新研究からすれば古いかもしれないが、そんなの関係なく面白く読ませる。まだ私は生まれておりません。2023/09/11

時代

15
『司馬遼太郎が考えたこと』シリーズ第5巻。色々な媒体に書いたエッセイなどを時系列順に。昭和45年2月から昭和47年4月まで。「翔ぶが如く」連載中。旅順についてたっぷりと。太平記とその影響についてたっぷりと。直木賞の選評は毎回手厳しい◎2021/04/05

まさにい

10
5では、『競争の原理の作動』という文が考えさせられた。日本の東アジアにおける特殊性を競争の原理で説いている。日本は中国の文明圏でありながら、儒教的停滞を持たず競争の原理で動いていたといっている。中国の共産主義は、この儒教的停滞を打破し新しい中国を作るために必要であったと記されている。そういわれるとそのように思われる。この儒教的停滞の原理が東アジアの基本的な傾向で、その後近代になるためには、それを打ち破るものが必要で、それが共産主義だったのだという主張は面白く読まさせてもらった。2022/09/18

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