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新潮文庫
木枯しの庭 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 613p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101146126
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Smileえっちゃん

48
40過ぎで大学教授の公文剣一郎。立派な地位にありながら独身。最初の結婚で、嫁の存在を認めない母について妻を捨てた。同僚の息子の息子の迫る危険を知りながら見殺しにする残忍さ。他の幸せな姿を見ると親子で不愉快になる。母親の自己愛、息子の結婚には全身全霊で拒否する母。それを知りながら自身で絶ちきれず、付き合った女性によって成される。誰も入り込む余地はない計算高い嫌な性格。木枯らしの庭はこの親子二人の庭2023/01/18

K K

7
素晴らしい。 他書で養老さんが勧めてたから読みました。 なんともぞくりとする母親の息子への溺愛ぶり。 私もどマザコンと付き合ったことがあるから、感情移入しました。 この男も憎いですね。なかなかもてる男である。 ふらふら、ふらふらといろんな女に惚れる。 しかし、いい年をしてなかなか結婚しない。母親と二人、肩を寄せ合うように生きている。 曽野綾子の筆致が素晴らしく、鳥肌がたちました。 途中語られる哲学もいい。2019/04/16

gurisan

1
★★☆☆☆ いい加減、親離れ、子離れしや~ってイライラしたけど、ちょっと前の旧家はこんなんなんだろうけど。犠牲は美しくない!2010/11/16

大根院

0
★3。2017/04/20

...

0
息子は決してマザコンではない。母親が思う、息子はこうあって欲しいという願望だ。息子にまとわり付く女性の振らせ方も実に、息子思いだ。常に、息子は悪くない。あの女たちがただビッチなだけだ。2015/10/05

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