内容説明
作家で天台寺住職の瀬戸内寂聴と、ジャーナリスト桜井よしこが、初顔合わせで繰り広げるトーク・バトル!戦争、憲法、いまどきの政治、教育に日本滅亡の危機感、さらに恋、仕事、老人問題、死生観までを女二人が語り尽くす。「愛した記憶がたくさんあったほうがいい」(瀬戸内)。「エネルギーの素は好きなことに没頭すること」(桜井)。わかりやすい語り言葉で中身はギッシリ、元気いっぱいの対談集。
目次
1 トーク・バトル(戦争が起こったら;憲法)
2 いまどきの政治について(世代の交代;政治と女性 ほか)
3 日本滅亡の危機感(日本は滅びる;甘えない老人像 ほか)
4 ふたりで未来を(人間を書き続けて;愛した記憶は多いほどよい ほか)
5 終わりに(好奇心を持って日々新た)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922(大正11)年、徳島生れ。東京女子大卒。学生結婚7年目に離婚。’61年『田村俊子』で田村俊子賞、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年得度。法名寂聴。’92(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年に『場所』で野間文芸賞を受賞。文化功労者
桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生れ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、現在フリー・ジャーナリスト。『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』を軸とする言論活動で菊池寛賞をそれぞれ受賞
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