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新潮文庫
ニッポンが好きだから

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101144351
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

作家で天台寺住職の瀬戸内寂聴と、ジャーナリスト桜井よしこが、初顔合わせで繰り広げるトーク・バトル!戦争、憲法、いまどきの政治、教育に日本滅亡の危機感、さらに恋、仕事、老人問題、死生観までを女二人が語り尽くす。「愛した記憶がたくさんあったほうがいい」(瀬戸内)。「エネルギーの素は好きなことに没頭すること」(桜井)。わかりやすい語り言葉で中身はギッシリ、元気いっぱいの対談集。

目次

1 トーク・バトル(戦争が起こったら;憲法)
2 いまどきの政治について(世代の交代;政治と女性 ほか)
3 日本滅亡の危機感(日本は滅びる;甘えない老人像 ほか)
4 ふたりで未来を(人間を書き続けて;愛した記憶は多いほどよい ほか)
5 終わりに(好奇心を持って日々新た)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922(大正11)年、徳島生れ。東京女子大卒。学生結婚7年目に離婚。’61年『田村俊子』で田村俊子賞、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年得度。法名寂聴。’92(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年に『場所』で野間文芸賞を受賞。文化功労者

桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生れ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、現在フリー・ジャーナリスト。『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』を軸とする言論活動で菊池寛賞をそれぞれ受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こはる

1
昔の日本はイギリスの庭のような整然としたものがたくさんあった。 日本人は政治に対して責任を持たない、関心がないから滅びるかもしれない。 イギリスもマーガレットサッチャーが現れるまでは無責任で今の日本のようだった。マーガレットサッチャーは自己責任が大切だと説いた。 若者の現状は親の責任だ。 芸術の骨はエロスである。 源氏物語読みたくなった。2018/11/01

Eiji

1
まずタイトルが良い。瀬戸内寂聴はいづれ気合いを入れて読まねばと思っていたが、これが実際のところはじめての本(対談だが)。櫻井よしこは、相変わらずの日本の政治をぶったぎっているが、もっとも印象に残ったのは、「このままだと日本はきっとなくなる」という両者の発言だった。2003/01/30

pinoka

1
お二人とも、方向性は違えど原野を踏み固めて自分のフィールドとしていくような生き方をしていて格好いい。そういう二人だからこその通じ合う感じが良かった。2010/07/24

SK

0
246*普段、保守の人の本は読まないので、こちらの本を読んでみた。保守と年寄りの対談で、ある意味予想通りではあるが、「昔はよかった」式の懐古主義が、あちこちで顔を覗かせる。2016/09/27

master.gen

0
感性としては当たり前なことが書いてあった気がする。それはまだ俺が彼女達に近い古い日本人だからかな、ほとんど共感に近かったから。一番の共感は「無知は罪」である事。2010/12/08

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