• ポイントキャンペーン

新潮文庫
石原家の人びと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101138114
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0195

内容説明

作家・政治家の石原慎太郎を父に、稀代の名優・石原裕次郎を叔父に持った著者初の回想録―「飲め、さもなくばテーブルを去れ」と怒鳴り、常に家庭の中心たらんとする父。俳優業の大先輩でもあり、周囲から慕われながら世を去った叔父。そして4人の個性的な兄弟と大家族を切り盛りした母の昔と今。逸話と伝説に満ちた石原家の素顔を鮮やかに描き出すベストセラー、待望の文庫化。

目次

崖の上の家―父・石原慎太郎の作法
憧憬―叔父・石原裕次郎の記憶
スパルタ教育―母・石原典子の生き方
男なら海を渡れ―石原四兄弟それぞれの道
小樽へ―祖父・石原潔の面影

著者等紹介

石原良純[イシハラヨシズミ]
1962(昭和37)年神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。’84年映画「凶弾」でデビュー。銀座セゾン劇場「朱雀家の滅亡」、サンシャイン劇場「マクベス」、パルコ劇場「つかこうへい熱海殺人事件」、新橋演舞場「命燃えて」、帝劇「春朧」などの舞台活動を始め、映画「秘祭」「夜の哀しみ」「走れ!イチロー」、テレビドラマ「ナースのお仕事」「新・愛の嵐」や多くのバラエティ番組で活躍している。’97(平成9)年、気象予報士の資格を取得。フジテレビのウェザーキャスターも務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

17
皆様強烈なキャラクターでいらっしゃる。この男性ばかりの中にお姉さんなり妹さんなり、女性がもう一人入っていたらどうなっていただろう。2014/03/24

りょちみ

13
気象予報士石原良純さんによる家族の回顧録。次男良純から見た父、兄、弟たち、そしてかの昭和の大スター石原裕次郎。いくつかテレビで紹介されていたエピソードもあり、一般的な家庭では見られない暮らしぶりがうかがえます。そしてやっぱり思うのは石原慎太郎氏の奔放ぶり。でもそれでいてどこか子供を気遣っているところや、不器用な父親なりの愛が感じられます。兄弟だけでなく祖父を含めてみんな様々な業界で活躍していますね。写真がみんなかっこいいです。2019/04/30

fukura

3
昭和の家庭の父親が描かれている。また、作者の文才に引き込まれた。2009/06/19

すっち

1
石原慎太郎を親父とする次男良純が書いた石原家の様子。TVでよく見る頑固一徹の慎太郎が家庭ではどのように過ごしていたか、そしてそれぞれの息子たちはその親父を見ながらどのように育ったかがなんとなくわかる。 頑固で家父長的な石原慎太郎の姿は自分の親父にも当てはまるところが多々あり、若干の共感を得られた。2014/02/21

けいちか

1
よくある有名人の家族による褒めたたえるだけのエッセイではなく、淡々と自分の父親、叔父との思い出や兄弟について書かれたエッセイ。現役の政治家の家族で、自身も俳優という職業柄人目にさらされているのだが、普通の人の感覚を忘れていないところが良かった。2012/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/57490
  • ご注意事項

最近チェックした商品