内容説明
キャリアにならない地獄の保守業務が増加するなか、アイデンティティを持たないＳＥは人海戦術の道具に成り下がる。いまこそ、ＳＥとはサラリーマンであり、職人であり、芸術家であることを自覚し、ホンネの処世術と常識のウソを見抜く目を身につけろ！サバイバル競争を勝ち抜くために必要な「交渉力」「危機管理能力」「文章力」「自己管理能力」など、９つのスキルを身につける方法も伝授。
目次
第１章 サラリーマンとしての処世術（ＳＥもサラリーマンであることを忘れるな；評価されるサラリーマンＳＥになるために）
第２章 職人としての処世術（ＳＥは職人であることを忘れるな；常識のウソを見抜！ ほか）
第３章 芸術家としての処世術（ＳＥは芸術家でもあることを忘れるな；ＳＥであるために哲学する ほか）
第４章 勝ち残るＳＥであるための９のスキル（ＳＥとしてのアイデンティティ；外部に働きかける「対外能力」を磨け！ ほか）
著者等紹介
岩脇一喜［イワワキカズキ］
１９６１年生まれ。大阪外国語大学英語科卒業後、富士銀行に入行。１９８３年から９９年まで在職。在職時には、海外支店の国際金融業務を支援するコンピュータ・システムの企画・開発に従事。主要な担当プロジェクトは国際会計基準、欧州通貨統合、Ｙ２Ｋ対策など。現在はフリーの翻訳家・ライターとして活躍。月刊誌「フォーブス」などで翻訳を手がける一方、「日経ＩＴプロフェッショナル」などでコラムを連載している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
boya
3
読んでるうちにいろんな人が思い浮かんでにやついてしまう！2011/11/06
subuta
1
自分の身を振り返るきっかけになる内容だった。仕事の嫌な面を強調しているきらいがあったので、これからSEになろうという人が読んで心変わりしてしまわないか、余計な心配もしてしまった。2018/09/25
Hannibal
1
SEを数年経験していれば「そういえばそうだ。」と思うことがうまく纏められていた。頭では理解していても中々ここまで整理できていない人がほとんどではないだろうか。過去の自分の経験を整理して新たな今後を考えるにはとても良い本だと思う。そういう意味ではある程度キャリアを重ねたSEが読むべき本と言えるのかも知れない。2013/01/10
きのぴー
1
筆者の経験を基に、ＳＥのあるべき姿の持論を展開。自分にあてはめた時、仕事上での悩みで通ずる箇所もあり、仕事のやり方で見直す部分もあり、はたまた全く受け入れられない部分もあったり。それはそれで、ＳＥが唯一無二の存在にならねばならない所以かもしれない。2010/11/14
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0
考え方が古臭い。今のご時世に出版されていたら、総スカンを喰らうこと間違いなし。2019/09/18
