出版社内容情報
偉大な父・斎藤茂吉、もう会えぬ友、憧れの文豪トーマス・マン……。永遠の文学青年・北杜夫の輝きの記憶。珠玉のエッセイ45編。
偉大な父・斎藤茂吉の歌。憧れ続けた文豪トーマス・マン。遠藤周作、辻邦生、埴谷雄高、手塚治虫、谷内六郎……もう会えぬ友への切ない想い。まだ見ぬ国を夢見た青春の日々。『楡家の人びと』『夜と霧の隅で』『船乗りクプクプの冒険』『どくとるマンボウ航海記』など数々の名作の自作解説。八十四年の人生で出会った喜びと輝きを描く、永遠の文学青年・北杜夫の名エッセイ四十五編。
内容説明
偉大な父・斎藤茂吉の歌。憧れ続けた文豪トーマス・マン。遠藤周作、辻邦生、埴谷雄高、手塚治虫、谷内六郎…もう会えぬ友への切ない想い。まだ見ぬ国を夢見た青春の日々。『楡家の人びと』『夜と霧の隅で』『船乗りクプクプの冒険』『どくとるマンボウ航海記』など数々の名作の自作解説。八十四年の人生で出会った喜びと輝きを描く、永遠の文学青年・北杜夫の名エッセイ四十五編。
目次
書棚の記憶(マンから茂吉まで、影響を受けた本のリストから;同人誌の頃 ほか)
懐かしい人びと(井上ひさし氏のこと;とっておきの話―谷内六郎さん ほか)
旅と日常(アポロ11号の打上げをみて;ドビッシーの娘 ほか)
創作余話―『北杜夫全集』月報から(「牧神の午後」「少年」ほか;「夜と霧の隅で」「遥かな国 遠い国」ほか ほか)
著者等紹介
北杜夫[キタモリオ]
1927‐2011。東京青山生れ。旧制松本高校を経て、東北大学医学部を卒業。1960(昭和35)年、半年間の船医としての体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。その後、『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)などの小説を発表する一方、ユーモアあふれるエッセイでも活躍した。父親斎藤茂吉の生涯をつづった「茂吉四部作」により大佛次郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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