感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ピチャ
28
豊かな家庭で育った女子大生が学生運動という非日常に巻き込まれていく。彼女にとってそれは彼女の生きるべきただひとつの世界。自分の怯える心を叱咤し、愛する男のためにするべきことを遂行する。ところが彼女に待ち受けていたのはーー。 純愛と非日常が織り成す刺激的な世界。身を投じている彼女はどんなに幸せか。そして外の世界から見た彼女がどんなに不幸か。 同じく遠藤周作著の『わたしが・棄てた・女』が好きな人にぜひ読んでもらいたい一冊。2020/04/20
gushwell
7
若い頃読んだ本を再読。人の弱さとエゴを描いたこの小説は、じつに遠藤周作らしい作品だ。いわゆる純文学作品とは違うが心に訴えかけてくるものがある。主人公マキ子のキャラクター設定が古めかしいような気もするが、学生運動が盛んな1960年代を描いた小説ということで、まあ仕方がないかな。サスペンス的な要素もあり、読み応えがありました。2018/09/27
nakanaka
3
マキ子のように好きになった人のためなら盲目的な行動をとってしまう人間は駄目でしょう。 面白かったけど。
舟江
3
ピエロで読み始めた11冊目は、遠藤周作のユーモア小説であった。題材が学生運動とは、将にお笑いそのものである。彼のもう一方のテーマである宗教の方は、クリスチャンでない小生には理解しがたいが、作者が一人で大騒ぎをしているユーモア小説は、かわいらしく思われる。2015/04/18
松田望
3
何で遠藤周作といえば『深い河』みたいな人が多いんだろう。この作品『ピエロの歌』や『悲しみの歌』など日常を描いた小説のなかにこそ真骨頂があると僕は強く思う。2012/12/27
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