出版社内容情報
北アルプス剣岳の雪渓。雪山という密室で起きた惨劇は、事故なのか、殺人なのか。予想が次々と覆される山岳ミステリの金字塔。
北アルプス剣岳付近の雪渓で落石事故が起きた。木塚はパーティーを離れ、確認したところ、著名な登山家の蛭川の遺体があった。事故死の処理に釈然とせぬ木塚は独り調査を進め、やがて木塚のパーティー・蛭川のパーティーとも参加者全員に動機があることが分かった……。雪山という密室で連続して起こる惨劇は、事故なのか、殺人なのか。次々と予想が覆される山岳ミステリの金字塔。
内容説明
北アルプス剣岳付近の雪渓で落石事故が起きた。木塚はパーティーを離れ、確認したところ、著名な登山家の蛭川の遺体があった。事故死の処理に釈然とせぬ木塚は独り調査を進め、やがて木塚のパーティー・蛭川のパーティーとも参加者全員に動機があることが分かった…。雪山という密室で連続して起こる惨劇は、事故なのか、殺人なのか。次々と予想が覆される山岳ミステリの金字塔。
著者等紹介
新田次郎[ニッタジロウ]
1912‐1980。1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。’56(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、’74年『武田信玄』等で吉川英治文学賞を受ける。’80年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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