新潮文庫<br> 孤高の人〈上〉 (71刷改版)

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新潮文庫
孤高の人〈上〉 (71刷改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101122038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎”。その強烈な意志と個性により、仕事においても独力で道を切り開き、高等小学校卒業の学歴で造船技師にまで昇格した加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

123
新田次郎の山岳小説。昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓し日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった「単独行の加藤文太郎」。彼がなし遂げた業績はヒマラヤ征服あるいはアルプスの未踏峰制覇などの華やかなものではない。だがもし彼にその機会が与えられたならきっと華々しい成果をあげたに違いない。そう思った。★★★★

まふ

112
新田次郎ものとしては「強力伝」「八甲田山死の彷徨」に続く3作目。面白かった。実話に基づくものであるが、主人公加藤文太郎は本名。優れた登山家であったようだ。下巻へ。2020/01/14

kaoru

97
伝説的な登山家、単独行の加藤文太郎の生涯を描く。故郷の浜坂を離れ造船所の技術研修生になった16歳の彼を技師の外山三郎や友人の新納が登山に導く。数年たつうち、彼は冬の神戸アルプスを一日で縦走しその日に宝塚から和田岬まで歩いて帰るという超人的な登山を成し遂げるまでになる。昭和の不安な世相のなか友人金川が主義者として追われるが、文太郎は造船所の仕事に打ち込みながらヒマラヤ登山を目指し、冬山に挑む。心中では人間を求めつつもその足の速さと卓越した登山の技量によって孤独を強いられた彼は「単独行の加藤文太郎」として→2021/11/13

ケイ

87
主人公の加藤がとうなるか最初に示されるので、彼が地道に努力する姿を切なく残念な気持ちで読む。私は登山はほとんどしたことはないが、必ず二人以上でするものと思っていたか、彼の単独行には驚いた。山の頂きに登った時、そこから見える景色を誰かと分かち合いたいと思わないのだろうか。頂きを足で踏みしめる感動をともに祝いたくないのだろうか。山男は変わり者というイメージがあるが、山で登山をする人からも変人扱いされる加藤は、本当は孤独な人見知りであったのならつらいなと思う。2014/07/10

扉のこちら側

84
2016年123冊め。山岳物は最近のドキュメント中心に読んでいたので、ようやく名前は知っていたこの作品にたどり着いた感。喜作新道での雷のシーンが怖かった。大正昭和初期は現在とは装備も段違いだろうし、実に大変なことをやっていたのだな。下巻へ続く。2016/02/26

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