新潮文庫<br> セカンド・カミング

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新潮文庫
セカンド・カミング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101093147
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

セカンド・カミング―人生の2番目にやってくるもの。たとえば愛、たとえば別れ、たとえば孤独…。人生が靄のように曖昧だった’60年代のあの季節。わたしは彼女たちと時代の空気を共有した。そしていま、わたしは2週間の休暇旅行のなかで彼女たちとの再会の時をむかえた。孤独を体験し鮮やかにアメリカにいまを生きる、それぞれの彼女たちの第2章の愛の語物。文庫書下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

cithara

2
著者はNHKラジオで番組を持っていた(いる?)ことを思い出す。私もその番組を聴くのが好きだった。落合恵子氏は元文化放送アナウンサーだっただけのことはあってとても聴きやすい話し方だったから。第一章はその頃の経験に基づいて書かれたのだろうか? 一読して感じたのは、日本人にとってまだアメリカがキラキラ輝いていた時代の話だということ。この小説の中の日本人女性は皆日本のぎすぎすした雰囲気から逃れ、アメリカで自分らしく伸びやかに生きている。今の落合氏ならそういった日本人女性をどのように描くのか興味がある。 2015/07/29

pantyclub

0
著者のファンなので読んだ。自伝のような内容の小説。古い本ですが主張は現在にも通ずる。女性の生きづらさが語られている。小説だけどインタビューを聞いている感じがする。語っている方は米国へ移住となっている。自由な国、米国ってことだと思います。60年代という言葉がキーワード。同年代としては理解できる部分がある。英会話を学んだときにミズという表現を知った。でも教科書とは異なるけど、違和感は無かったと思う。2025/11/10

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