感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
16
☆☆☆☆国語の教科書に野村萬斎さんの文章が載っていて、野村萬斎さんが「彦市ばなし」を演じたと書かれてありました。それで「彦市ばなし」そして「夕鶴」を思い出しました。新潮文庫版には「彦市ばなし」「夕鶴」の他、民話劇が合計8本載っています。「彦市ばなし」はわたしが高校1年生の時に現代国語の教科書に載っていました。授業で取り上げられました。その頃は「ジュリアスシーザー」など戯曲が国語教科書に載っていることもありました。「彦市ばなし」には竜峰山が出てきます。竜峰山は熊本県八代市の山です。登ったことがあります。 2020/06/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
★ 教育出版国語 4年生 【平成27年度教科書著者紹介本 令和2年度教科書著者紹介本】2018/05/28
rinrinkimkim
3
物語ではなくセリフ書きになってました。鶴が機織りするところは知ってるけれどもその後がこんな哀れなバッドエンドだったとは!道徳的な?欲張りはいけないよ。っていうお話。2023/01/15
白
3
過去の総和と話の形骸の具現化2014/05/03
クッシー
2
日本の民話を題材に作られた戯曲集。どこかで読んだか聞いたことがあり、懐かしい気持ちになる。話の筋が似たようなものもあれば、まったく違うものも。もちろん戯曲なので、そこに人間ドラマが加わる。特に良かったのが「わらしべ長者」。実際わらしべ長者のように上手くはいかないよね、的な話。僕なんかもよく宝くじ(買ったことはないのであるが)が当たったらいいな、なんて呑気なことをたまに考えたりするのであるが、そんな夢見がちな人間にとっては効くんじゃないだろうか。まぁ、悲観的であるよりかはマシか笑。2021/12/07