新潮文庫<br> 泉麻人のコラム缶

新潮文庫
泉麻人のコラム缶

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  • サイズ 文庫判/ページ数 458p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101076140
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

200字5枚に命を張る、コラム界の仕事人・泉麻人。「スタジオ・ボイス」誌でのデヴュー以来、悪魔に右手を売ったと非難されつつも、ナウ、レトロ、アイドル、新人類と、様々な分野に浸透し、時代を弄び、世論を蹴散らし、軽やかに飽食の’80年代を駆け抜けた。そんな彼の偉大なる足跡を集大成した本書は、コラム魂がぎゅーっと濃縮された、天然果汁100パーセントの雑文缶詰である。

目次

エトセトラ(ペンネームの由来;涙の転校プロフェッショナル ほか)
デビュー作(あずきヌガーと竹内まりやの関係;原宿の荒川区っぽいオバサン ほか)
ノスタルジー(森永製菓のビックリバッジ;ワッペン ほか)
’80年代とナウ(ラグビーは、なぜ青春なのか?;1984年頃のカフェバー論 ほか)
新人類の頃(無共闘世代の箔探し;「ナウの崩壊」という名のナウ ほか)
芸能戯評(昭和43年梓英子の頃;杏里社会の成立 ほか)
青春というやつ(ボッカチオの夜;真夏の出来事 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masaru

2
80年代に書かれたコラムをまとめたもの。毒のない古いエッセイは読んでいて退屈でした。2017/01/01

コマンドー者

1
80年代の各媒体に掲載された時事コラムを収録。まだ個性が確立されてない時期なのか、あまりキレのあるコラムではなく、あまり面白くない。2024/03/03

あーさー

1
泉麻人さんのコラム集。88年に単行本を発売し、91年に文庫化された作品なので、私にとっては話題がリアルタイムで覚えているギリギリのラインゆえ、今(2023年)になって読むと内容的に非常に懐かしかったりある意味新鮮だったりで楽しく読みました。2023/01/04

ナウラガー_2012

0
赤坂のビブロスはコンチ系の縄張りだった/隠田神社(原宿)には漢方医薬の大家・河野カタ女史の銅像がある/スーパーボール(ゼクトロンという素材)/【ラグビーの青春ドラマ】夏木陽介の『青春とはなんだ(S40)』、中村雅俊の『われら!青春(S49)』/ストリップ劇場だった『朝霞ショウ劇』2018/11/03

ナウラガー_2012

0
その後のヤング・ファッションの先駆けとなった。アイビースタイルには多くのルールがあり、ある意味では保守的で伝統的なファッション・スタイル【コンチ】50年代後半にイタリアで流行ったメンズ・ファッション。ルーズなシルエットのスーツで、ネクタイが極端に細かった。日本では60年代になってからマイナーブームになり、遊び人っぽい強面のお兄さんたちのトレードマークに。髪を長く伸ばして、ドモンの開襟シャツにグラスのベルボトムジーンズ、靴はロンドンブーツ。スリム派の服装を”ロキシー”と呼んでいた2018/11/03

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