出版社内容情報
竜守令祥(たつもりれいしょう)は、転職先で教育係となる工藤三鷹(くどうみたか)との衝撃の出会いを果たす。その容姿、能力、所持品までもが憧れであり、全てを真似る日々が始まる。だが、その「執着」は殺人への幕開けだった。ストーカー被害の?末と考えられるなか、やがて、被疑者となった男に関わる不可解な事実が次々と浮かび上がる。──『レモンと殺人鬼』で注目の著者が描く、究極のサスペンス! 『初めて会う人』改題。
【目次】
内容説明
竜守令祥は、転職先で教育係となる工藤三鷹との衝撃の出会いを果たす。その容姿、能力、所持品までもが憧れであり、全てを真似る日々が始まる。だが、その「執着」は殺人の幕開けだった。ストーカー被害の顛末と考えられるなか、やがて、被疑者となった男に関わる不可解な事実が次々と浮かび上がる。―『レモンと殺人鬼』で注目の著者が描く、究極のサスペンス!
著者等紹介
くわがきあゆ[クワガキアユ]
1987(昭和62)年生れ、京都府出身。京都府立大学卒業。2021(令和3)年、『焼けた釘』で暮らしの小説大賞を受賞、デビュー。’22年、『レモンと殺人鬼』で『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
492
『レモンと殺人鬼』の前に出ていた作品らしい。どの作品にも負けず劣らずサイコな人物だらけで、リーダビリティは抜群に高い。ただ、『レモンと殺人鬼』のようなブレイクスルーにならなかったのも頷ける。主要人物たちの"癖"が物語の本質部分に寄与していないのだ。令祥視点と理央視点での三鷹のキャラのブレが激しく、理央パートで急に意味深に「額が出ている」という描写がされたり、もしかすると最初は違う結末を考えていたのではないかとも疑っている。とはいえ、破壊力は相変わらず抜群で、ラストのインパクトは他に引けをとらない。2025/08/03
yukaring
68
相変わらず出てくる人が皆ぶっ壊れてるくわがき作品。全く共感できず誰ひとり好きになれない登場人物達が縦横無尽に織り成す強烈な物語。しかしかなりスピード感のあるサスペンスで、怖いもの見たさと言うか続きが気になって仕方がない面白さ。転職先の先輩に憧れ持ち物や洋服、果ては言動まで完コピしようとする気持ちの悪い後輩。この執着がやがて殺人へと繋がり…。そして容疑者を取り巻く不可解な出来事が刑事達を苦悩させる。被害者と加害者の関係、二転三転する展開にコロコロと作者の手のひらで転がされる。凄いものを読んでしまった気分。2025/08/24
しゅう
5
面白かったです。解説にある通り、登場人物皆が癖(ヘキ)が強く誰も信用できないのです。徐々にとか犯人一人がとかではなく、初めから皆が変ですw この作者さんは初めてなのですが他作品の登場人物もこの様な感じとか。面白そうですね。2025/08/27
つぶっこ
4
ページをめくる手が止まりません。!!! 1冊の小説の中に数話、ある感じがします。 そして何より最後のどんでん返し! 想像を遥かに超える上に、予想外の展開で読み終わったのに、もう一度読みたい!と思える作品です。 一通り読んだので、違う視点で楽しめそうです。2025/08/24
りか
3
今回も歪んだ愛が描かれていた。 人を好きになることも愛することも悪いことではないのに、限度を超えるとそれは狂気でしかないですね。(ネタバレはしません🤫) 2025/07/31