内容説明
登山のもうひとつの楽しみは、可憐な高山植物に出会えること。でも、この花はチングルマなのかチョウノスケソウなのか、ミヤマリンドウなのかタテヤマリンドウなのか、と迷うことが悩みの種だった。そこでイラストを駆使して、見分けるポイントをズバリ例示!花の色・形・付き方、葉の形から細かく分類したので、簡単に花の名前が分かる。
目次
赤色系の花
白色系の花
黄色系の花
紫色系の花
緑色系の花
茶色系の花
花の山旅
花の撮影ワンポイント・アドバイス
花ウォッチングの七つ道具
著者等紹介
増村征夫[マスムラユクオ]
1944(昭和19)年、大分県生れ。’81年に安曇野の大町市に移住。以後、安曇野を中心に、信州とアルプスの花・自然を撮影しつづけて、今日に至る。地元テレビ・ラジオに数多く出演し、花の解説や写真教室のガイド役としても活躍する。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
S.Mori
10
労作と言える素晴らしい本でした。さまざまの高山植物の写真と紹介文が収録されています。特徴について詳しく書かれているので、これを見れば山歩きの時に出会う名前を知らない草花について分かるようになるでしょう。科学的な本なのですが、癒しの本としても読めます。きれいで可愛い花が多くて、眺めていると心が和みました。私は白が好きなので、白系統の花のページが特に好きでした。清楚な感じの花が咲く白山一花(名前からして好きです)などのような花を、ぜひ見つけたいです。2019/10/11
yasu kash
0
似た種類のものを区別する際に、イラストが大変役に立つ。花の色別に探せるのも、本のサイズが小さいのも、現場で使いやすくてよいと思う。2016/08/06