出版社内容情報
「鬼の河原(かわはら)」と皆が恐れる同心の河原小平次(こへいじ)には秘密が二つある。甘い菓子にはめっぽう目がなく、じつは幽霊が大の苦手。「この家には幽霊がいます」と家賃の値下げを迫る店子の僧侶・蒼円に、秘密を二つとも見破られた小平次は、それが人知れず殺された女の霊と知り、蒼円の推理を元に下手人を探し出す――。異能を持つ美貌の僧侶と、強面だが心優しい同心が、市井の謎を解く大江戸人情推理帖。
内容説明
「鬼の河原」と皆が恐れる同心の河原小平次には秘密が二つある。甘い菓子にはめっぽう目がなく、じつは幽霊が大の苦手。「この家には幽霊がいます」と家賃の値下げを迫る店子の僧侶・蒼円に、秘密を二つとも見破られた小平次は、その幽霊が人知れず殺された女と知り、蒼円の推理を元に下手人を探し出す―。異能を持つ美貌の僧侶と、強面だが心優しい同心が、市井の謎を解く大江戸人情推理帖。
著者等紹介
笹木一[ササキイチ]
東京都生れ。図書館職員。2025(令和7)年、『鬼にきんつば 坊主と同心、幽世しらべ』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補となり、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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