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小学館文庫
どこへ向かって死ぬか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094060829
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「死に方」から探す「生きるための哲学」

見せかけの成熟、偽物のような人生、幸福感のない社会‥‥。私たちがほしがったのは、こんなものなのか? 自由で幸福な社会で暮らしているはずなのに、どうしてこんなに生きづらいのだろう? 未来が描けず、孤独や絶望を抱えたまま、私たちはどこへ向かって歩いていけばいいのだろう? 人間はもはや、壊れかけているのだろうか? 私たちはもう、ダメなのだろうか?

『世界の中心で、愛をさけぶ』が大ベストセラーとなったものの、そのことで虚無感に苛まれた著者が、ふと手にした孤高の哲学者・森有正のエッセー群。パリでの孤独な生活を選び、そのまま彼の地で人生を終えた森の「死に方」から、著者は人間のあるべき姿と「生き方」を見つけていく。現代人の「生きるための哲学」。

内容説明

人間はもはや壊れつつあるのかもしれない。自由で幸福な社会で暮らしているはずなのに、どうしてこんなに生きづらいのだろう。未来が描けず、孤独や絶望を抱えたまま、私たちはどこへ向かって歩いていけばいいのだろう―。答えを求め考えつづけ、私たちは変わらなくてはならない。『世界の中心で、愛をさけぶ』が大ベストセラーになったものの、そのことで虚無感に苛まれた著者が、ふと手にした孤高の哲学者・森有正のエッセー群。パリでの孤独な生活を選び、そのまま彼の地で人生を終えた森の「死に方」から、著者は人間のあるべき姿と「生き方」を見つけていく。

目次

答えのない世界、生きまどう日々
第1部 森有正・還っていく場所(「孤独」;「絶望」;「時間」;「出発」)
第2部 森有正をめぐって
第3部 パリの森有正(街;生活;ノートル・ダム;信仰;自由)
どこへ向かって死ぬか

著者等紹介

片山恭一[カタヤマキョウイチ]
1959年、愛媛県生まれ。86年、「気配」で文學界新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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