新潮文庫<br> 月夜の散歩

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新潮文庫
月夜の散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101058368
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

どう工夫してもイマイチなポテトサラダに悩み、入手困難なご当地調味料にときめく。調理前のかたまり肉に高揚し、冷めゆく天ぷらに絶望する。弁当屋で顔を覚えられた恥ずかしさに悶え、飼い主に似てきた猫を愛で心を整える……。思い描いた立派な大人にはなれぬまま加齢していく人生の、ささやかな思考や出来事を、味わい深く見つめ出す。ふつうの生活がいとおしくなる、日常大満喫エッセイ。

内容説明

どう工夫してもイマイチなポテトサラダに悩み、入手困難なご当地調味料にときめく。調理前のかたまり肉に高揚し、冷めゆく天ぷらに絶望する。弁当屋で顔を覚えられた恥ずかしさに悶え、飼い主に似てきた猫を愛で心を整える…。思い描いた立派な大人にはなれぬまま加齢していく人生の、ささやかな思考や出来事を、味わい深く見つめ出す。ふつうの生活がいとおしくなる、日常大満喫エッセイ。

目次

食―光り輝く料理
人―この人は自由
暮らし―私はしあわせだったんだなあ
時代―加齢とテレパシー

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967(昭和42)年神奈川県生れ。魚座。早稲田第学第一文学部卒業。’90(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年「ロック母」で川端康成文学賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、’14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、’21(令和3)年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のぶ

77
「オレンジページ」に掲載されたエッセイを集めて本に編集したもののシリーズの第三弾。テーマごとにカテゴリー分けされていて、食、人、暮らし、時代につき体験談を語る。テンポが良く読みやすく非常に楽しめた。一話3ページの中に軽いながらも充実し共感できる内容の話が多く、うなずきながら読み進めた。料理を作る奥行きの広さ、特に完成度が高い天ぷらについての話は、非常に共感できた。読み物としては楽しめたが、それぞれの話の後に載っている写真が小さすぎて、文庫では良く判別できない。もうひと工夫してもらうと良かった。2023/10/29

のり

54
「角田」さんのエッセイ集。まず個人的ではあるが、大作家なのに日常が一般人に近い思考がとても身近に感じた。とても共感しやすい。「天ぷら」あるあるでは笑いを誘われた。作り手としては由々しき事態ではあるが…愛猫に対しての愛もとても伝わる。それに忙しい日常でありながら、走る時間を確保するパワーに恐れ入る。本読みにはたまらない崇める存在だが、作家と知らずよく声をかけられる事が多いとは人柄だね。2025/03/22

けぴ

48
オレンジページに連載されたエッセイをまとめた第三弾。角田光代さんの小説も好きだが、エッセイはもっと好き。マラソンに出場して小説家としてでは無く40代の女性として新聞にコメントと写真が掲載された話、口をしめないでくちゃくちゃと音をさせる人は愛されて育った証拠とする話、端に置いたものに対する落下恐怖症の話、天ぷらに対する愛、部屋着に対する愛、世間話が実は苦手、あたりが自分のツボにハマるエッセイでした。2024/12/11

きょん

47
角田さんのエッセイは、そうそうとかあるあるとかわかるわかるで共感できることが多くて好き。人気作家なのに感覚が庶民的で親近感が持てる。ご本人があとがきで、どうでもいいことを書き続けているとあるがそれが面白いってやっぱり角田さんはすごい。2023/11/22

piro

42
角田さんが日常生活を通じた徒然を綴る散歩シリーズ第3弾。タイトルの「散歩」は全くなく、あとがきで「どうでもいいことを、ああでもないこうでもないと考えては書いている」と述べられている様に、これまで以上に話題自体は「どうでもいいこと」が多い(笑)。でもそのちょっとした所に、角田さんの感性や人柄、性格が生き生きと現れていて、一層親近感が強まる一冊でした。個人的に「お友達になりたい作家さんNo.1」の角田さん。これからも小説だけでなく、愉しいエッセイをお願いします。2024/10/04

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