新潮文庫<br> キリンを作った男―マーケティングの天才・前田仁の生涯

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新潮文庫
キリンを作った男―マーケティングの天才・前田仁の生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101054315
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「スーパードライ」がビール市場を席巻していた1990年。かつての絶対王者キリンは「一番搾り」を世に送り出した。「間違いなく赤字になる」。一番搾り麦汁のみを使用するコンセプトに生産部門は猛反発。だが、前田仁とそのチームは不屈の魂で突き進んだ。「淡麗」「氷結」でも鮮やかな成功を収めた前田。その人生は決して順風満帆なものではなかった。あなたの胸を熱くする本格企業ノンフィクション。

内容説明

「スーパードライ」がビール市場を席巻していた1990年。かつての絶対王者キリンは「一番搾り」を世に送り出した。「間違いなく赤字になる」。一番搾り麦汁のみを使用するコンセプトに生産部門は猛反発。だが、前田仁とそのチームは不屈の魂で突き進む。「淡麗」「氷結」でも鮮やかな成功を収めた前田。そのキャリアは決して順風満帆なものではなかった。あなたの胸を熱くする本格企業ノンフィクション。

目次

第1章 打倒「ラガー」極秘作戦
第2章 大いなる助走
第3章 「スーパードライ」の衝撃
第4章 「一番搾り」が生まれた日
第5章 首位陥落
第6章 天才の帰還
第7章 ホームランバッターの嗅覚
第8章 「異質」が生んだ「氷結」
終章 昔話では食えない

著者等紹介

永井隆[ナガイタカシ]
1958(昭和33)年、群馬県生れ。明治大学卒。「東京タイムズ」記者を経て、’92(平成4)年にジャーナリストとして独立する。ビール、自動車などの大企業を長く取材するほか、会社組織、外国人労働者などをテーマに、さまざまなメディアにて執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PEN-F

38
一番搾り、淡麗、氷結、ハートランド、キリンが誇るヒット商品たちの開発秘話が知れて面白かった。基本的にサントリー派だけど、たまにはキリンも飲んでみようかなって思いました🍺2024/08/05

flower0824_

13
キリンという企業の歴史と、“一番搾り”“淡麗”“氷結”といった大ヒット商品の開発を手掛けた前田仁氏の生涯をまとめたノンフィクション。仕事には妥協を許さず、決断力と時代を先読みするセンスを持ち、人の素質を見抜いて育てることに長けた理想の上司。すべてはお客さまのため。だけど成功すればするほど社内では敵も多かった。一番搾りVSスーパードライなら断然一番搾り派の私。氷結も季節限定や新商品を見つけると買っちゃいますが、原材料や製法のこだわりを知ってますます応援したくなりました。2024/08/29

うた

11
父はアサヒ党だが、実は私はキリンのほうが好きだったりする。以前工場見学に行った時に飲んだ一番搾りが美味しくて、気に入ったのだ。先日も秋味を楽しませてもらった。キリンとアサヒが熾烈なシェア争いをしていることは、誰でも知っていることだが、いざ文字になるとなんとも凄まじい。思い出してみると、近所の酒販店はラガーばっかりで、そこからアサヒが絶妙なCMなどで、イメージを逆転していった記憶がある。そんななか、こんなすごいマーケターがいたなんて。これは面白い。2024/09/06

nishiyan

9
「一番搾り」「淡麗」「氷結」とキリンを今も支える主力商品を作り上げたマーケター前田仁の評伝。絶対王者ラガービールに挑むのはライバルのビール会社だけでなく、ラガーだけに頼った状況を打破しようという内部からの突き上げというのも興味深かった。前田の評伝ではあるが本書は戦後、ビール業界に君臨したキリンビールの栄枯盛衰を描き出している。アサヒスーパードライに敗北したことで起こった迷走はトップ企業が陥りやすい問題(トップの老害化、社内政治の苛烈化)が全て起こっており、立て直しの苦闘も含めて最後まで楽しく読めた。2025/05/07

がんもどき

9
お酒をたしなまないのでこの本の主役のキリンビールの新商品も、なんとなく違うんだぐらいの感覚しかないがライバル社とのシェア争いに様々な工夫をしたのはわかる。漫画の島耕作みたいな世界が現実でもあったんだというのは思いました。いや、逆か。2024/10/21

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