新潮文庫<br> 女の器量はことばしだい

新潮文庫
女の器量はことばしだい

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101052113
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0165

内容説明

「ことばには魔力がある」といいます。でも、それが口先ばかりのリップサービスであったり、紋切り型のテクニックであったりすれば相手に敏感に伝わるもの。使い方を間違えると、同じことばを使っても、相手に逆に受けとられる場合もあるのです…。元NHKの人気アナウンサーによる、女性たちへの生き方アドバイス。会話を楽しみ、出会いを楽しみ、そして人生を楽しみたいあなたへ―。

目次

プロローグ―言葉はこんなに大切なもの
1 低音でやんわり、本音でぐっさり―ブリッ子声から、女性も低い声で本音でせまる
2 「パッと見」はすてき、でも口を開くと…―無地の言葉を感性でみがいて
3 草書のよさも、楷書から―相手の気持ちをくんだ言葉づかい
4 自立合戦PART1―男と女の言葉の戦い
5 自立合戦PART2―男の人生観にうなずいてばかりはいられない
6 酒席にとびかう酒神と言霊―私の体験より
7 スリリングな会話は無上のダイエット―『131スタジオ』週末の午後
8 あなたってほんとはどんな方かしら―心臓をつかむほどの愛撫のしかた
9 その人にしか歌えないうた―今という時を共有したい
エピローグ―あとがきにかえて

著者等紹介

広瀬久美子[ヒロセクミコ]
千葉県市川市生まれ。早稲田大学文学部卒業後、NHKに入局。「きょうの料理」「おはようジャーナル」「NHKスペシャル」など数多くの番組で活躍。特に22年間続いた「土曜サロン~広瀬久美子のラジオワイド」は絶大な人気を誇る。2000(平成12)年8月NHKを卒業。フリーアナウンサー、執筆、講演、主婦、母として奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaffy

1
読むと、なぜだか良い気分になれました。アナウンサーとしての言葉選びや家庭でのお嬢さんのと会話などについても書かれていましたが、美しすぎず肩ひじを張らないちょうど良い言葉選びなんでしょうか、非常に面白く読ませていただきました。2014/10/27

ゆきこ

0
言葉の一つひとつにセンスがあって美しい。さすがアナウンサーだなぁ。言葉は生き方が出る。作家の小川国夫さんの「僕は一言いってから、次の言葉を、自分の中で“発酵”させているんです」が心に残った。あまり話さない人って「言いたいのはこれだけかな」と解釈して自分が話を進めがちだけど、相手には相手なりのペースがある。それは空気感や人柄を何となくでも受け入れることで、お互いが話しやすくなるのかも。2017/05/10

丸顔

0
発する言葉について。挨拶を自分からがんがんする、とか、目を見て、とか当たり前のことなんだけど、アナウンサーの実体験を交えてくるからすごく説得力があるんである。2011/10/02

柊 ユウ

0
題名から女性のことば使いに焦点を当てたものと期待しましたが、内容は女子アナウンサー時代の苦労話が中心でした。アナウンサーの方ってこんなに言葉選びに配慮するんですね。同じ意味でも種類豊富な言葉を持っていたいです。2011/04/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/376403
  • ご注意事項

最近チェックした商品