出版社内容情報
人に絶望しても、性暴力に遭っても。愛する子を喪って、すべての「いま」に正解がないように思えても。人生には必ず意味がある。救えない人間などどこにもいないのだからーー。母親の後ろに隠れていた少女が、異性の欲望に晒されて呆然とした青春時代を経て、自由を渇望し、自らの言葉だけで生きるに至るまで。気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール。
内容説明
人に絶望しても、性暴力に遭っても。愛する子を喪って、すべての「いま」に正解がないように思えても。人生には必ず意味がある。救えない人間などどこにもいないのだから―。母親の後ろに隠れていた少女が、異性の欲望に晒されて呆然とした青春時代を経て、自由を渇望し、自らの言葉だけで生きるに至るまで。気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール。
目次
転機
子育ての日々
はじめの孤独
子どもを産む
茅ヶ崎の家
珠
残された者たち
夫と暮らす決心
強情っぱりの幼稚園児と女になるということ
湘南高校へ
どうしようもない状況
大学へ
門司の家
彼氏という存在
初めての経験
籠る日々
弔い
他人との触れ合い
ほんとうの自立
「女」が戻ってくるとき
女が男に求めるものについて
孤独を知ること
著者等紹介
三浦瑠麗[ミウラルリ]
1980(昭和55)年、神奈川県生れ。国際政治学者、山猫総合研究所代表。東京大学農学部卒業後、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科修了。博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て現職。2017(平成29)年、正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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