新潮文庫<br> ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん

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新潮文庫
ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101042220
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0195

出版社内容情報

広島県で98歳の父と二人で暮らす89歳の母が認知症と診断されて4年半。お漏らしをしても知らん顔で、指摘すると「私はおらん方がええんじゃろ!」と逆ギレする。あの優しくユーモアに溢れた母はどこへ行ってしまったのか。心が揺れる娘をよそに、父はあるがままを受け容れるが、母が脳梗塞に倒れ事態は急変する。東京で働く一人娘が記録した老老介護の切実な現実と、温かく優しい家族の絆。

内容説明

広島県で98歳の父と二人で暮らす89歳の母が認知症と診断されて4年半。お漏らしをしても知らん顔で、指摘すると「私はおらん方がええんじゃろ!」と逆ギレする。あの優しくユーモアに溢れた母はどこへ行ってしまったのか。心が揺れる娘をよそに、父はあるがままを受け容れるが、母が脳梗塞に倒れ事態は急変する。東京で働く一人娘が記録した老老介護の切実な現実と、温かく優しい家族の絆。

目次

第一章 母の異変
第二章 認知症と向き合う
第三章 我が家に介護サービスがやって来た!
第四章 家族にしかできないこと
第五章 介護は、親が命懸けでしてくれる最後の子育て
終章 父といつまでも

著者等紹介

信友直子[ノブトモナオコ]
1961(昭和36)年、広島生れ。映像作家。東京大学文学部卒。2009(平成21)年、自らの乳癌の闘病記録である『おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記』でニューヨークフェスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。’18年には、初の劇場公開作として両親の老老介護の記録『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表し、令和元年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ちゃとら

44
『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編。以前TVで観たときは認知症になった母のヒステリックな叫び声と、荒れてくる家に耐えられず、しっかりは観なかった。「おっ母はわしが見る。」と言った父親。その後は介護サービスの助けも受けるようになったが、お母さんは脳梗塞に。再発、胃瘻、旅立ち。父良則さんが素敵すぎた。彼は100歳の誕生日に何が食べたい?と娘に聞かれ、ココスでハンバーグステーキにココアを2杯、サービスされたケーキも完食。良則さんの、ありのままを受け入れる、大きさと強さを感じた。定命とは?2025/01/25

みこ

15
映画「ボケますからよろしくお願いします」の続編のベースとなっている話に裏話を追加。信友氏は最後までお母様を愛し続ることができたのはお母様が信友氏を愛していたから。人は身近の人の愛情をそのまま反映するものだ。病気か病気でないかがその人の幸せを決めるのではない。愛があるかないかなのだ。2025/02/07

LaVieHeart

7
信友家の介護記録第二弾。 前作の話と同時期の話なので被っているエピソードも多いが、前作より新たなエピソードやお父さんとのエピソードも多く盛り込まれている。前作を読んだ時も思ったけれど、この一家、本当に素敵な家族だなぁ。。。いざ自分の親が認知症になったら、私はどうするのだろう? 誰もが他人事ではない可能性のある話であるが故に、こういう作品から見地を得る事で、自分が向き合わなければならなくなった時の心構えのようなものが出来るように感じた。そしてこの作品は、心が軽くなる金言に満ちている。是非読んで欲しい一冊。2025/05/14

wakazukuri

6
筆者の軽いタッチに、相当な壮絶な介護生活であっただろうに救われる。夫婦の深い絆、愛情が感じられる。明るく社交的な母が認知症になっていく過程、それを世話する100歳間近の父。自宅で自分でというも、ヘルパーなどの介入にやがて明るくなる様子。明日は我が身、終活の必要性を感じさせられる。2025/03/19

Carol

2
『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編というか、同じ時期のことだけれど、書かれていなかった部分が描かれていて、読者は本当に「おかえり、お母さん」と言いたくなる感覚。認知症は「認知機能の低下によって、生活に支障が出ている状態」のことを指しますが、お母さんは認知機能が低下してもお父さんや著者の直子さんのおかげで自宅で長く生活をされていて、すごい家族だなぁと改めて思いました。認知症のあり方のありのままを受け止めて、相手を尊重するって本当に難しいこと。それが自然にできるお父さんと直子さんに脱帽です。2025/01/06

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