新潮文庫<br> 銀将の奇跡―覇王の譜〈2〉

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新潮文庫
銀将の奇跡―覇王の譜〈2〉

  • 橋本 長道【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101041827
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

四冠を誇る絶対王者、北神仁。底辺から駆け上がった直江大はその牙城に挑む。剛力英明は旧友との新たな関係に踏み出し、トップ女流棋士の江籠紗香は奨励会で苦悩する。そのような中、”孤剣”の異名で知られる直江の師匠、師村柊一郎が棋風を変え、ファンをどよめかせた。師村もまた北神からタイトルを奪おうとしていた。文学賞二冠に輝く前作を凌駕する史上最強の将棋エンターテインメント。


【目次】

内容説明

四冠を誇る絶対王者、北神仁。底辺から駆け上がった直江大はその牙城に挑む。剛力英明は旧友との新たな関係に踏み出し、トップ女流棋士の江籠紗香は奨励会で苦悩する。そのような中、“孤剣”の異名で知られる直江の師匠、師村柊一郎が棋風を変え、ファンをどよめかせた。師村もまた北神からタイトルを奪おうとしていた。文学賞二冠に輝く前作を凌駕する史上最強の将棋エンターテインメント。

著者等紹介

橋本長道[ハシモトチョウドウ]
1984(昭和59)年、兵庫県生れ。’99(平成11)年、中学生将棋王将戦で優勝。棋士を目指して同年に新進棋士奨励会に入会するも、挫折を味わい、2003年に退会。’08年、神戸大学を卒業。’11年、『サラの柔らかな香車』で小説すばる新人賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。この作品で将棋ペンクラブ大賞文芸部門大賞を受賞する。’22(令和4)年に上梓した『覇王の譜』で二度目の将棋ペンクラブ大賞文芸部門大賞、「WEB本の雑誌」オリジナル文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

道楽モン

35
読んでいて体が熱くなる程の臨場感を体感し、将棋小説の新たな可能性を示したのが前作『覇王の譜』であった。本作はその直球な描き下ろし続編。小手先の棋譜など不要とまでに、勝負のディティールなど気持ち良いほど省かれている。その代わりとなるのが勝負に人生を捧げた棋士達の心の動きだ。頂点近くに位置する彼らが繰り広げる勝負は、簡単な駆け引きで右往左往するレベルではない。リーグ戦の先にある王座を巡る長期戦を前提として師弟関係や同期、かりそめの仲間による人間関係が盤上に投影されるのだ。たかが将棋だが、それは人生そのものだ。2025/12/18

よっち

25
将棋界に君臨し続ける北神仁四冠。遂に覚醒を果たし、光の当たる場所に駆け上がった棋士直江大が彼の牙城に挑みかかる第2弾。ライバルの剛力英明二冠は新たな挑戦を始め、5つのタイトルを手にしながら女性初の棋士を目指し奨励会で苦悩する江籠。さらには直江の師匠、師村柊一郎王将が居飛車へと棋風を変え、若い北神に挑む熱い展開で、棋風が同じとは限らない師匠との関係や、自分の指したい将棋とAI研究をしないと勝てなくなる葛藤も描かれる中で、年齢や立場も関係なくギリギリまであがいて食らいついていくそれぞれの生き様には痺れました。2025/11/27

いっこう

10
苦しい!熱を感じる!次作にも期待!2025/12/09

あつし@

9
前作の「覇王の譜」を読んだのが2022 年だと読メの本棚で確認した。前作にもまして本作も凄く面白く将棋を深く知らない自分でも充分物語の中に没入して楽しんで読んだ。将棋の場面については特にラストの北神と師村の名人戦第七局の対局描写が凄かった。今回気づいたことだが作者の橋本長道氏の文章には例えば「トカトントン」といった太宰治の作品から引いた心情表現の言葉がさりげなく使われていたりして自分が調べなくてもその意味を思い出して読めたりすると嬉しいというような知的好奇心を満たす満足感のある文章であり好きだ。2025/12/12

ゆぽ

9
主人公だけじゃなくて、俺もレベルあげたいねんとお師匠さん。 四冠王の「もう絶対勝てませーん」みたいな余裕ぶっこき攻撃に苦戦するかと思いきや、師匠が「裏の裏の裏じゃー!」と謎の三段活用で逆襲。主人公の影がどんどん薄くなっていく〜、その辺りからもう盤面がカオス。 さらに美人女流棋士は誰の手に落ちるのか? 天才少年はついに覚醒するのか? そして読み進めるほどに、「えっ、この物語の主役って誰だったっけ?」と読者が詰将棋の迷路に迷い込む仕組み。 気づけば脳内も詰み寸前 でもページを閉じられないこの中毒性ある小説2025/12/01

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