内容説明
閉校が決まった私立萌木女学園。単位不足の生徒たちをなんとか卒業させるべく、半年間の特別補講合宿が始まった。集まったのは、コミュ障、寝坊魔、腐女子、食いしん坊…と個性豊かな“落ちこぼれ”たち。寝食を共にする寮生活の中で、彼女たちが抱えていたコンプレックスや、学業不振に陥った意外な原因が明らかになっていく。生きるのに不器用な女の子たちの成長に励まされる青春連作短編集。
著者等紹介
加納朋子[カノウトモコ]
1966(昭和41)年生まれ。1992(平成4)年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。’95年『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を、2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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