新潮文庫<br> 人生論ノート (改版)

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新潮文庫
人生論ノート (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 175p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101019017
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0110

内容説明

死について、幸福について、懐疑について、偽善について、個性について、など23題―ハイデッガーに師事し、哲学者、社会評論家、文学者として昭和初期における華々しい存在であった三木清の、肌のぬくもりさえ感じさせる珠玉の名論文集。その多方面にわたる文筆活動が、どのような主体から生れたかを、率直な自己表現のなかにうかがわせるものとして、重要な意味をもつ。

目次

死について
幸福について
懐疑について
習慣について
虚栄について
名誉心について
怒について
人間の条件について
孤独について
嫉妬について
成功について
瞑想について
噂について
利己主義について
健康について
秩序について
感傷について
仮説について
偽善について
娯楽について
希望について
旅について
個性について

著者等紹介

三木清[ミキキヨシ]
1897‐1945。兵庫県生れ。京都帝大で西田幾多郎に学んだ後、ドイツに留学、リッケルト、ハイデッガーの教えを受け、帰国後の処女作『パスカルに於ける人間の研究』で哲学界に衝撃を与えた。法政大学教授となってからは、唯物史観の人間学的基礎づけを試みるが、1930年、治安維持法違反で投獄、教職を失う。その後、活発な著作活動に入るが、再び検挙され、敗戦直後、獄死した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴンゾウ

115
難解な作品でした。人間の感情を普遍的な視点から解説をする哲学書。生理的に感覚的に理解できること、概念的で抽象的で全く理解できないことが交互に押し寄せてきました。 たまに挑戦するにはよいと思います。 【新潮文庫の100冊 2019】2019/07/01

ゆのん

99
100分de名著、11月の課題。作者の名前も本の題名も今まで知らなかった。が、課題とあっては読まなければ始まらない。何処かでエッセイと紹介されていたので軽い気持ちで手にしたが、これが170頁程でありながらなかなか苦しい読書となった。死や幸福、嫉妬、懐疑など生きていれば必ず遭遇する事柄について考察されているが哲学が入ってきたり、文書も昔の感じで頁が全くと言って良い程進まない。エッセイといえば群ようこさんや北大路公子さんが好きな私には非常に難しい内容だった。放送をきっちり観て勉強しようと思う。2018/10/16

夜長月🌙新潮部♪

83
あまりピンと来ませんでしたが哲学してみました。「愛と嫉妬」愛と嫉妬は共にあります。愛が無ければ嫉妬は生まれないのです。嫉妬は想像力により強固になっていきます。その根元は愛ではないのですが愛だと錯覚しがちです。嫉妬は私心であり愛に遠く及ばないのです。 「旅」旅に出るとは日常から抜け出すことです。そういった意味ではスキューバダイビングをしたり宇宙空間に行った時にはそれをダイレクトに感じます。また「人生そのものが旅である」とも言われますが、それでは日常こそが旅となってしまい私の思う旅とは違うのです。2019/12/09

アクビちゃん

60
【2019新潮文庫100・図書館】死、幸福、懐疑、偽善、個性について、などの23の事柄がついて、書かれています。特別に難しい言葉で書かれている訳でもないのに、何回も読み直したり、音読してみたりもしましたが、全くもって私の中に入ってきませんでした。なんででしょう…(*_*; 2019/08/07

コウメ

59
/「死について」「死」に対する思いは、愛する者、親しい者の死ぬることが多くなるに従って、死に対しての恐怖は反対に薄らいでいくと思われる。死について考えることは無意味ではない。死は観念である。死を考えるから生を考えさせられる。これは、キリスト教の深い関係がある。/「幸福について」今の人間は幸福について考えない。人間はどこまでも幸福を求めるが考えないのが今日の人間だ。健全な胃をもった者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えないといえる。幸福を知らない者に不幸を語れるか!2019/09/08

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