出版社内容情報
渋沢栄一が遺した多くの言葉。百年が経った今でも、あらゆる分野で活躍しようとしている人々の心に刺さる思想が詰まった一冊。
内容説明
今の世にこそ輝きを放つ幸せな人生に変える教え―急激な変化とその一方で閉塞感に支配された現在の社会。それを打破し幸せになるために必要なのは深い人間性と高い精神性を持った生き方。仕事、人間関係、心の持ちようまで、数々の具体性に富んだ渋沢栄一の教えが、100年を経た今またさらなる輝きを放つ。『青淵百話』を平易な表現にして精選した人生論の必読の書。
目次
第1章 堂々とした人生を歩む知恵(「自分が生きている意味」を日々見つめ直す;揺るがない「人生の物差し」を持つ ほか)
第2章 真の幸せを引き寄せる知恵(志の立て方が生涯を左右する;頑張りを生むために必要なもの ほか)
第3章 『論語』に学ぶ実業の知恵(『論語』の心で「算盤」をはじく;時にはきっちり「私」を主張する ほか)
第4章 よい習慣を身につける知恵(人間関係をうまくいかせる術;人格を磨く術 ほか)
第5章 毎日を楽しく暮らす知恵(上手に叱れば恩を仇で返されない;激務をこなす渋沢流の時間管理術 ほか)
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年(天保11年)、武蔵国榛沢郡血洗島村(現在の埼玉県深谷市)の農家に生まれる。1863年(文久3年)、「尊王攘夷」思想の影響を受け、従兄たちと高崎城乗っ取り、横浜焼き討ちを企てるが計画を中止し、京都へ出奔する。1867年(慶応3年)、水戸藩主・徳川昭武に随行しパリ万国博覧会を見学するほか、欧州諸国の社会、経済・産業、政治、組織などに触れる。1868年(明治元年)、明治維新となり欧州から帰国。1869年(明治2年)、静岡に「商法会所」を設立。その後明治政府に招かれ大蔵省の一員として新しい国づくりに深く関わる。1873年(明治6年)、33歳で大蔵省を辞した後、一民間人として活動をスタートする。第一国立銀行を拠点に、株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れ、生涯に500もの企業に関わったといわれる。さらに600の社会・公共事業への支援並びに民間外交に尽力した。1931年(昭和6年)、91歳にて生涯を閉じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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