出版社内容情報
明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議。猫好きの人気作家八名が漱石の「猫」に挑む! 究極の猫アンソロジー。「ねね、ちょっと、私だって猫なんですけどぉ?。名前はまだ無いんですけどぉ?」夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版! 明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議なもので……。猫好きの人気作家8名が漱石の「猫」に挑む! 気まぐれな猫、聡明な猫、自由を何より愛する猫、そして、秘密を抱えた猫――。読めば愛らしい魅力があふれ出す、究極の猫アンソロジー。
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
新井 素子[アライ モトコ]
石田 衣良[イシダ イラ]
荻原 浩[オギワラ ヒロシ]
恩田 陸[オンダ リク]
原田 マハ[ハラダ マハ]
村山 由佳[ムラヤマ ユカ]
山内 マリコ[ヤマウチマリコ]
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡市生れ。桐朋高校卒業。76年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2016年『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞
新井素子[アライモトコ]
1960年、東京都生れ。立教大学文学部卒業。77年「あたしの中の…」が第一回奇想天外SF新人賞佳作に入選しデビュー。81年「グリーン・レクイエム」で、82年「ネプチューン」で二年連続の星雲賞日本短編部門受賞。99年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞受賞
石田衣良[イシダイラ]
1960年、東京都生れ。成蹊大学経済学部卒業。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞
荻原浩[オギワラヒロシ]
1956年、埼玉県生れ。成城大学経済学部卒業。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、16年『海の見える理髪店』で直木賞を受賞
恩田陸[オンダリク]
1964年、宮城県生れ。早稲田大学卒業。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞
原田マハ[ハラダマハ]
1962年、東京都生れ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞しデビュー。12年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞を受賞
村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年、東京都生れ。立教大学卒業。93年『天使の卵‐エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞
山内マリコ[ヤマウチマリコ]
1980年、富山県生れ。2008年「16歳はセックスの齢」で女による女のためのR‐18文学賞読者賞を受賞。12年、初の単行本『ここは退屈迎えに来て』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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