新潮文庫<br> 明暗 (改版)

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新潮文庫
明暗 (改版)

  • 夏目 漱石【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 新潮社(2010/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 685p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101010199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

勤め先の社長夫人の仲立ちで現在の妻お延と結婚し、平凡な毎日を送る津田には、お延と知り合う前に将来を誓い合った清子という女性がいた。ある日突然津田を捨て、自分の友人に嫁いでいった清子が、一人温泉場に滞在していることを知った津田は、秘かに彼女の元へと向かった…。濃密な人間ドラマの中にエゴイズムのゆくすえを描いて、日本近代小説の最高峰となった漱石未完の絶筆。

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867‐1916。1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。’07年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。日本文学史に輝く数々の傑作を著した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

145
漱石未完の絶筆ですが、文学として完成されていると思います。濃密な人間関係と心理描写がドロドロとしています。明暗という言葉通り、他者と自分の関係性で成り立っているドラマ性を感じました。自分の正直な感情が剥き出しになる中で、津田だけが心を閉ざしているところにこの物語の哀しみが象徴されているのではないでしょうか。ここぞとまでにさらけだされたエゴイズム。完成されていたらどのような作品に仕上がっていたのか興味深いところです。2015/09/09

みあ

115
幸福そうに見える津田とお延夫婦ではあるが、お延は津田の愛情に疑いを抱いている。そんなある日津田は手術のために入院することになるのだが…。漱石の未完の小説を初めて読んだ。これが本当に面白い。愛やお金や夫婦や階層や病気など、様々な問題が津田夫婦を中心に浮き彫りにされていく。その描写の焦点に当たるのが人間のエゴイズムである。脇役もそれぞれ息遣いが聞こえそうなほど個性があり、それらが小説の進行と複雑に絡み合っている。津田にはお延が知らない秘密があり、それが徐々に明らかになっていく。漱石の最高傑作だと思う。2020/11/10

ゴンゾウ

114
漱石の未完の遺作を読了した。あまりのぶ厚さに読むことを躊躇していたが読み出したら小説の世界に引き込まれた。別れた女性を忘れられずに別な女と結婚してしまった津田。夫の過去に疑問を持つ賢い新妻延子。新婚の夫婦のわがままに振り回される親類達。彼らの駆け引きがまどろこしくて滑稽だ。やっとクライマックスに動き出したのに絶筆とは。とても残念だ。2017/02/26

i-miya

71
2011.01.29  (カバー裏書)  勤め先の社長夫人の仲立ちで現在の妻、お延(えん)と結婚し、平凡な生活、津田。将来を誓った清子、ある日突然津田を捨て自分の友人に嫁いだ。一人温泉に滞在していることを知った津田。エゴイズムの行く末。未完結作品。(夏目漱石)  1867、江戸牛込馬場生まれ。1905、『我輩は猫である』大評判。胃潰瘍50歳の死亡。(解説・柄谷行人)  T05、連載。2011/02/05

Willie the Wildcat

65
主観性と客観性の心底に潜む自我。愛情が前者、金銭が後者の象徴であり、同世代内と世代間の対比を通して問い続ける。由雄vs.小林、清子vs.延子・秀子。加えて、延子・秀子・清子の3人の女性と主人公・由雄の関係性。自我と利己の神経戦。時代に伴う心身の解放と不安。興味深いのは、やはり未完となった結末。諸説入り混じるも、鍵は清子。由雄の心清子に通ぜず、延子に必ずしも素直になれず、但し延子は無条件で受け止める。結果、晩年にはぎこちないながらも夫婦愛を熟成・・・。ダメかな?2017/04/06

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