内容説明
「犬がいて旅に出られない」ではなく、「犬と一緒にいたい」からこそ、犬を連れて旅に出よう。耕うん機で九州縦断の旅、不思議な犬に出会ったヒマラヤ・トレッキング、子犬の初登山、一歳の元服の旅でしたお遍路行、そして急逝した元祖バックパッカー犬ニホの墓石を拾いに日本海へ。必携の装備、乗り物の利用法、最適のクルマは?など実践コラムを加えた、涙と笑いのほのぼの紀行。
目次
第1章 サンポと行く九州耕うん機の旅
第2章 ヒマラヤの犬
第3章 トッポ初登山
第4章 トッポお遍路の旅
第5章 ニホ追悼の旅に出た
著者等紹介
斉藤政喜[サイトウマサキ]
1961(昭和36)年長野県生まれ。またの名を「シェルパ斉藤」という。生粋のバックパッカー作家。揚子江のゴムボート下りをきっかけにライターとしてデビュー。’95(平成7)年に八ヶ岳南麓に移住し、自分の手で家をつくる。ふたりの息子と妻、2頭のレトリーバー、猫のジッポとともに田舎暮らしを楽しみつつ、旅に明け暮れている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンゲン
1
犬と旅をできるなんと、ましてそれが職業なんて、本当にすばらしくうらやましい。 9年も連れ立っていた愛犬とのお別れは、いくら寿命とは分かっていても、悲しいすぎる。思い出を文章に残せているのはすばらしいことだと思う。 出会いがあればまた別れもあるということがそこに凝縮されていた。そうなるってことが分かっていても掛け替えの無いものを失うってことは、本当に心に刺さるものだ。悲しいお別れをしない方法があったらぜひ教えてほしいものだ。2016/11/07
ema
0
★★★
むん
0
犬と八ヶ岳の山麓で生活するのは楽しいだろうなぁ。とても憧れる。でも犬と一緒に日本を旅するのは本当に楽しいのだろうか。登山道でさえ犬立ち入り禁止を言われシェルパ斉藤さんは怒っている。僕には犬を連れた日本の旅が苦行に見えた。犬と生活は出来ても、犬と旅をすることがいかに大変か少し理解することが出来た。もし、犬を連れて旅をしている人に出会ったら、少しでも力になりたいと思った。2014/02/25
みのにゃー
0
私だって犬連れの人がヒッチハイクしてたら、まず通りすぎて、引き返して乗せてあげるな♪2012/03/31
superあびょ
0
旅と犬が好きな人はすごく楽しい本だと思う。私は猫好きだけど面白かった。2011/01/09