新潮文庫<br> みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く/村上春樹語る

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新潮文庫
みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く/村上春樹語る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101001753
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

ようこそ、村上さんの井戸へ―川上未映子はそう語り始める。少年期の記憶、意識と無意識、「地下二階」に降りること、フェミニズム、世界的名声、比喩や文体、日々の創作の秘密、そして死後のこと…。初期エッセイから最新長編まで、すべての作品と資料を精読し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。十代から村上文学の愛読者だった作家の計13時間に及ぶ、比類なき超ロングインタビュー!

目次

第1章 優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない(朗読会の思い出;「語りかけ」の変化 ほか)
第2章 地下二階で起きていること(タイトルと人称はどのように決まる?;「悪」の形が変わったような気がする ほか)
第3章 眠れない夜は、太った郵便配達人と同じくらい珍しい(文章さえ変わり続けていけば、恐れることはない;『ノルウェイの森』幻のシナリオ ほか)
第4章 たとえ紙がなくなっても、人は語り継ぐ(日記は残さず、数字は記録する;まずは適当に書き飛ばせばいい ほか)
付録 文庫版のためのちょっと長い対談(濃厚すぎる二年間ですね;ガラパゴスとか、パリとか、村上RADIOとか ほか)

著者等紹介

川上未映子[カワカミミエコ]
1976(昭和51)年、大阪府生れ。2007(平成19)年、デビュー小説『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年第1回坪内逍遙大賞奨励賞受賞、’08年『乳と卵』で第138回芥川賞受賞。『ヘヴン』(芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞)、短編集『愛の夢とか』(谷崎潤一郎賞)、『あこがれ』(渡辺淳一賞)など著書多数。長編小説『夏物語』(毎日出版文化賞)は世界10数か国で翻訳出版の予定

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949(昭和24)年、京都市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『1Q84』(毎日出版文化賞)などがある。短編小説集、エッセイ集、紀行文などの他、翻訳書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

101
令和元年新潮文庫紅白本合戦 村上春樹先生の作品も川上未映子先生の作品も読み始めですが…。どちらもすこし不思議という点で共通しているのでこのような対談本ができたのかな?と思いながら読みました。 悲しいかな読んだ作品が少なすぎるのでディープな対談に浸りきれなかった。まずは2人の作品をある程度読んでから要再読。2020/05/19

道楽モン

57
村上春樹のことを「好きで好きで堪らない」というスタンスをまったく隠さず、「貴方は私のヒーローですから」という緊張感と用意周到な質問からスタートするが、時を置いた2度目、3度目のインタビューでは、作家としての作法や心構え、ライフスタイルにまで切り込んだ気合の入ったものへと変化していく。モチーフやテーマに対する扱い方への鋭い質問は、作風は異なるが同じ表現者としての共感と、単なるフアンの素朴な疑問が混じり合っていて微笑ましい。御大は、この若く美しい良き理解者かつ後輩に対して、概ね正直に真摯に好意的に答えている。2025/06/04

しゅう

48
川上未映子による村上春樹へのインタビュー集。対談としての側面も持っている(ように感じた)。まず何より驚かされるのは川上さんの圧倒的な村上作品への記憶と勉強量だろう。そして鋭く切れ込む数々の質問。それらは彼女の村上作品への愛情の為せる技なのだろう。恐れ入った。近代的自我を地下一階に見立て、更にその下地下二階へ降りていくお話など興味深く読んだ。私はふたりのファンなのでとても楽しく読むことができた。2021/04/23

Vakira

46
サッポロビール黒ラベル 大人エレベーターのCMはユーミンヴァージョンになってしまいましたが、その前は未映子さん。妻夫木君との対談で小説とは?との質問に「人生は1回しかないので、その他の人生を楽しみたいから物語が必要なのではないでしょうか」との様な回答。これは14番目の作品で、他を紹介すると➀大人と個性篇 ➁過去と自由篇 ③優しさと嘘篇 ④正義と恥篇 ⑤幸せの星座 ⑥世界と物語篇 ⑦名誉とは篇 ➇アイデア篇 ⑨個性とは篇 ⑩優しさとは篇 ⑪大人とは篇 ⑫正義とは篇 ⑬嘘は必要か篇で14番目が小説とは篇となる2026/01/10

こうすけ

31
村上春樹に川上未映子がインタビュー。10代の頃からファンだったとのことで、取材のための勉強量が半端ない。短編、エッセイ、翻訳など、全作品読みこんだよう。昔の作品のことは覚えてない、伏線など考えたことはなく自然に物語を書き進めている、といつもの調子で答える村上春樹に対して、「おれ天才だわー、って思うことある?」「村上作品の女性キャラクターは性的に作用しすぎでは?」「政治的な作品を書くべきという声についてどう思う?」などなど、かなり切り込んでいる。物語を書くという行為がどういうものか、うかがい知れる本。2021/04/18

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