出版社内容情報
音楽を聴くって、なんて素晴らしいんだろう……世界で活躍する指揮者と小説家が、「良き音楽」をめぐって、すべてを語り尽くす!
「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる一年間にわたったロング・インタビュー。
内容説明
「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない―。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽…。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。村上春樹の“特別エッセイ”『厚木からの長い道のり』を収録。
目次
第1回 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番をめぐって
第2回 カーネギー・ホールのブラームス
第3回 一九六〇年代に起こったこと
第4回 グスタフ・マーラーの音楽をめぐって
第5回 オペラは楽しい
第6回 「決まった教え方があるわけじゃありません。その場その場で考えながらやっているんです」
著者等紹介
小澤征爾[オザワセイジ]
1935(昭和10)年、中国の奉天(現・瀋陽)市生れ。成城学園中学校・高等学校を経て桐朋学園で斎藤秀雄に指揮を学ぶ。’59年、仏ブザンソンのオーケストラ指揮者国際コンクールで第一位獲得。ボストン交響楽団音楽監督、ウィーン国立歌劇場音楽監督。2008(平成20)年、文化勲章受章。現在、水戸芸術館館長。サイトウ・キネン・フェスティバル松本総監督、小澤征爾音楽塾塾長などを務める
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949(昭和24)年、京都市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミカママ
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