新潮文庫<br> 小澤征爾さんと、音楽について話をする

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新潮文庫
小澤征爾さんと、音楽について話をする

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101001661
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

音楽を聴くって、なんて素晴らしいんだろう……世界で活躍する指揮者と小説家が、「良き音楽」をめぐって、すべてを語り尽くす!

「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる一年間にわたったロング・インタビュー。

内容説明

「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない―。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽…。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。村上春樹の“特別エッセイ”『厚木からの長い道のり』を収録。

目次

第1回 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番をめぐって
第2回 カーネギー・ホールのブラームス
第3回 一九六〇年代に起こったこと
第4回 グスタフ・マーラーの音楽をめぐって
第5回 オペラは楽しい
第6回 「決まった教え方があるわけじゃありません。その場その場で考えながらやっているんです」

著者等紹介

小澤征爾[オザワセイジ]
1935(昭和10)年、中国の奉天(現・瀋陽)市生れ。成城学園中学校・高等学校を経て桐朋学園で斎藤秀雄に指揮を学ぶ。’59年、仏ブザンソンのオーケストラ指揮者国際コンクールで第一位獲得。ボストン交響楽団音楽監督、ウィーン国立歌劇場音楽監督。2008(平成20)年、文化勲章受章。現在、水戸芸術館館長。サイトウ・キネン・フェスティバル松本総監督、小澤征爾音楽塾塾長などを務める

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949(昭和24)年、京都市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

465
春樹さまのクラシック音楽の知識に冒頭から圧倒される。「あくまで門外漢」と言いながらも、世界のオザワとの見事な会話のキャッチボール。世紀の指揮者の成り立ち、音楽との向き合い方、果ては彼の交友関係まで丸裸にしてしまう。わたしがクラシックのコンサートに通っていた当時、「バーンスタイン最後のコンサート」というチケットを取ったはいいが、彼の健康状態悪化のためキャンセルになったんだよなぁ、なんてことを思い出しながら読み終えた。次はここで取り上げられた作品をじっくりと聴き込みながら、再読したい。2020/08/14

kaizen@名古屋de朝活読書会

163
新潮百冊】指揮者の小澤征爾の娘と村上春樹の妻が仲が良くて実現した対談。どちらが好きな人でも、為になる話が多い。指揮者と交響楽団についていろいろ分かる。バーンスタイン好みなので興味深かった。蓄音機愛好家のための話ではないとのこと。できれば話題になっている曲を聴きながらだと納得感が増える。サイトウキネンは余り聞いたことがないので聴きながら再読したい。音楽CDが愛知県内の図書館でに9カ所もあることを知る。残念ながら近くにない。対談CD(DVD)があるといいかも。2014/07/02

まふ

109
先日大江健三郎との対談集「同じ年に生まれて」を読み共感するところ多々であったのでついつい想い出して再読してしまった。本書は村上氏の博識ぶりが際立っているものの、大江氏との対談で見られた「音楽の本質」に関わる小澤征爾氏の「音楽論」というよりも有名指揮者およびオーケストラの「演奏聴き比べ」的な内容が中心であり、今一つ期待するほどの感動は得られなかった。だが、小澤征爾氏の徹底的な探求心と努力、飾らない愛される人柄がその地位を築き上げたことはここでも確認できた。2024/04/24

扉のこちら側

85
初読。2015年1216冊め。もう目次の段階で好きな曲ばかりでそわそわしてしまった。大半は知っている曲の、聴いたことがある指揮者/奏者の話で「そうそう」「そうなのか」等々、楽しんで読めた。高校時代はグールドにはまっていたのを懐かしく思い出した。あの頃は(親のお金で)音響もこだわったなあ。2015/12/17

はたっぴ

84
グラミー賞を初受賞した小澤征爾さん。闘病から復帰し、80歳での受賞とのこと。このメモリアルを胸に刻みたくて手に取った。村上さんとの対談ということで楽しみに読み始めたのだが、ただならぬ面白さだった。村上さんによる導入部分と後書きが小説の一節のようで印象深い。そこに小澤氏の音楽熱が相俟って極上の対談集となっている。小澤氏が「○年の○○の演奏が…」と言うと、村上さんがガサゴソと自分の棚を探して魔法のようにそのレコードを取り出すのがおかしかった。村上さんの巧みなインタビューでエピソード満載のお宝本となっている。2016/03/03

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