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出版社内容情報
450万部!家族か、恋か…極道恋、佳境!
桜夜が生還し、再びその腕に抱かれるユリ。
激しく熱を交わし、お互いをどれほど愛しているか確かめ合う。
そこへ乗り込んできたのは、ユリの家族――!!
危険な男との関係を、許すわけがない。
憤るユリの父を前に、桜夜は逃げも隠れもせず――
ちゃんと、わかっていたつもりだった。
祝福されない恋だって…バレたときの覚悟はできてるって…
「ごめんなさい。やっぱり、さよなら――」
桜夜をとるか、家族や友人をとるか――ユリ、決断の時…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
17
友人のみならず、家族に才臣の存在を知られてしまったユリ。勿論、いつか分かってしまう事だと理解はしていたかも知れないが、彼を選ぶ決断を出した。一瞬の迷いより後悔のない生き方を…それもまた人生じゃないかと思う。 母親の目線で見れば複雑になって当然。どうしてわざわざ苦労する生き方を選ぶんだって言う意味では、一般的な家庭の母親も、あちらの世界に住む母親も変わらない心境だと私は思う。 元々あちらの世界に住んでいて極妻になった人、所謂カタギの世界から嫁いだ人、それぞれに苦労を知っているからこそ反対すると言うか。2022/05/29
かなっち
7
次巻の最終巻に向けて、ユリの本気が試された第11巻です。家族に交際がバレて、ちょっと父親の執着が気持ち悪かったのですが、一人娘が危ない道へ行こうとしたらああなっちゃうのも仕方がないのかもしれません。ユリが別れを選ばないのは予想できましたが、そういうのを見せられても面倒そうだと分かっていても離れられない桜夜さんが意外で萌えました。桜夜さんもとっくの昔にベタ惚れしてるのは分かりましたが、結婚相手(?)を見定めてる姐さんの動きが気になって不穏な気配がしてます。どんな結末を迎えるのか…、楽しみで待ち切れませんね。2022/07/03
あずき
4
次巻が最終巻だってことに驚き。終わるために必要な話が詰まってる11巻だけど、読み終わると胸がギュッと掴まれるというか、辛いなあと。せめて家族と決別したなら桜夜さんとだけはハッピーエンドになってと願う。2022/06/05