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出版社内容情報
各漫画賞で絶賛!!重版続々の話題作!
――「夢」と「期待」と
「エゴ」ってどう違うんでしょうねえ。
子供に多くの選択肢をあげられるようにと、
産み月の限定を希望する患者。
希望通りの期間に妊娠でき、
生まれてくる子供の「幸せ」を
祈る日々だったが…
夫婦を待ち受ける運命とは――!?
その他、「男性目線の不妊治療編」も収録!
不妊治療の現場で働く人たちの、新しい医療ドラマ!!
メディアでも話題沸騰!漫画賞続々入賞の超話題作、第8集!!
【編集担当からのおすすめ情報】
第 29 回手塚治虫文化賞マンガ大賞、最終候補ノミネート!
宝島社『このマンガがすごい!2024』オトコ編 第7位!
CREA夜ふかしマンガ大賞2023 第2位!
Apple Books 2023年上半期ベストマンガ ヒューマンドラマ部門受賞!
漫画賞続々入賞!重版止まらず!!
TVや新聞、雑誌等メディアでも話題沸騰の新しい医療ドラマです。
今回は、父親になることに不安を抱く男性患者目線のお話も収録!
人はどの段階で「お父さん」になるんだろう――
患者に踏み込みすぎないスタイルだった一色が、
彼のためにとった行動とは…?
胚培養士たちそれぞれの、患者や仕事への向き合い方にも注目です!
【目次】
第44話 願望③ 007
第45話 父になる① 045
第46話 父になる② 069
第47話 父になる③ 099
第48話 父になる④ 127
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
21
今回も色々考えさせられる内容だった。そもそも、自然妊娠に最も適した時期は20代。しかし、現代日本ではかなり難しい選択になる。学業途中で自分の収入が無い、高校卒業をして就職を選んでいてもまだまだ自分が食べていくだけで精一杯。そして、キャリアのことを考えると二の足を踏むのがほとんどだ。そこに触れずに少子化対策はあり得ないだろうと思う。今回のお話では、誰かになにかをしてあげられると思うのはエゴだ…という言葉が刺さった。願いと、エゴと。2025/09/08
星落秋風五丈原
16
7巻から続くエピソードは、早生まれの子を産むためにクリニックに通っていた妻・里奈の話。母を早くに亡くし、無理解な父親から、自分はずっと欲しいものを与えられていなかったと考えていた里奈は、婚家の義姉たちと話す中で、早生まれの子を産むことで、自分が与えられなかったものを子供に与えようと考える。しかし、あまりに早生まれにこだわりすぎて、夫とぎくしゃくしてしまう。水沢の卓越した技術によって、里奈は無事妊娠するが、子供は死産。傷心の里奈がそこで気づくこととは。2025/09/07
kayo
16
お受験のために早生まれを避けるべく産み月をコントロールするなんて、私には驚きだった(もちろんメリットはある訳だが)。この作品を読むと、子どもが欲しいって結局何なんだっけ?と立ち止まって考えてしまう。パートナーを得れば自然に妊娠するなんていうことが昔以上に困難で幻想に近くなってしまった現代。今巻の「父になる」は男性の視点からの不妊治療への挑戦が描かれており、男性が自分の子が欲しいと思う気持ちを認識するまでの過程は興味深かった。夫婦が足並み揃えてこその妊娠、その後の子育てがある。2025/09/04
ミキ
13
父になる、は良かったなぁ。男性側の目線を知れるのは貴重。2025/08/29
毎日が日曜日
7
★★★+2025/09/01