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出版社内容情報
真田十勇士の末裔が十兵衛に襲いかかる!!
徳川幕府の公儀隠密として武田信玄のお膝元・甲斐の国に向かった十兵衛。穴山藩の城で、真田幸村に仕えた「真田十勇士」の戦士――二代目・霧隠才蔵と対面する。
才蔵は「豊臣派の残党」を名乗り、「再び豊臣の世となるのだ」「なぜなら…我ら真田党が……豊臣秀頼公を匿っているからだ!」と仰天の“真実”を打ち明けた!
さらに立ちはだかるのは、空を舞う謎の女、岩のような僧形の巨漢……再び徳川の世の転覆を図らんとする、真田十勇士と十兵衛一行の一騎打ちが幕を開ける!
そして、風鳥つばめと密羽――柳生と伊賀の因縁にも進展あり。巨匠・永井豪による「週刊ポスト」大人気連載、第7集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
真田十人衆の末裔が次々と登場するのだが、その誰もが超能力者・モンスターどもで、それは山風ばりの突拍子のなさだ。そのぶっ飛びなキャラクター達は、永井豪がノリにノッて描いているがゆえなのだろう。それでいて、永井の武器のひとつであるエロスも健在で、そんな欲張った展開がはち切れんばかりのエネルギーとなって、素直に熱さを感じさせる。2025/03/31
KDS
5
真田十人衆の一人・二代目霧隠才蔵と柳生十兵衛との激闘は続く。その戦いの最中、才蔵は驚くべき事を十兵衛に明かす。それは、大阪夏の陣で死んだとされた豊臣秀頼を真田が匿っているというもの。これが事実であれば、それを知った幕府に不満を持つ諸大名らが集結し、再び天下を二分する戦いが起こるかもしれない…豊臣秀頼という名は、それ程の影響力を持っているのだ。影柳生のマンマルによって穴山城に火が放たれ、十兵衛対才蔵の戦いはもの別れとなる。真田十人衆の猿飛佐助の孫娘・猿飛飛丸や、三好清海入道も登場。次巻からは新展開?楽しみ。2025/03/31