出版社内容情報
巨星との出会いが流鶯にもたらすは!?
ローザンヌ国際バレエコンクールDAY3。
コンテンポラリーコーチングにて、
命からがらの『BOURBIER』を踊った流鶯。
その露悪さを指摘する
振付家・バシュラールの核心を突いた指導に、
反発するかと思われたが!?
一方、本領を発揮できない現状に
歯がゆさを感じる潤平。
「つまらなさ」を流鶯に言い当てられ、
失格寸前の事態に発展!?
そんな教え子のためブランコは、
請われ続けてきた「褒め言葉」をーー
【編集担当からのおすすめ情報】
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
「誰にも踊れない踊りを‼︎!」感情を滾らせて踊る流鶯。そこにゴールが、答えがあると信じて。しかしバシュラールの言葉は冷徹だ。「無理に許そうとせずとも、乗り越えずとも、全部 持ったまま進めばいい」ダンサーと振付家の(あるいは批評家の)間に横たわる乖離。振付家(批評家)の言葉に近付くことこそが正解なのか。それもと感情の赴くまま、己の信じるダンスを踊ることが正解なのか。横たわる乖離の溝を埋めるには、言葉を凌駕したダンスを見せるしかない。そしてそれはきっと、己の信じるものを超えることでもあるはずだ。(つづく)2025/05/18
パンダプー
12
やっと読めたー!発売日から毎日読みたかったのだよー。 ブランコの気持ちにグッと来たわ。流鶯の闇!と思っていたら開眼か!2025/06/02
毎日が日曜日
8
★★★+2025/05/27
薫子
8
潤平もまだ吹っ切れておらず、流鶯ももがいている。彼ら、まだ18歳かぁ。こんなにも自分の内面を見つめて突き詰めて受け入れて表現するなんて、しんどい、というか、できる気がしないな。でも、それが出来なければ表現者としてプロにはなれないんだよね。厳しい世界だ…2025/05/18
うさぎや
7
仲良くケンカするふたり(笑)。流鶯は変われるのか。2025/05/15